斎藤元彦氏を巡る疑惑が百条委員会で証言されています。
パワハラはなかった。
おねだりはしていない。
そんな流れになってきていますが、全面的に信じる事は早計です。
知事の指令により、事情聴取をした知事の側近たち。
その事情聴取の一部が知事選中に流れ、選挙に少なからず影響したと思います。
発信源は? 何の目的?
真意がわかりませんでしたが、発信源は井ノ本知明氏。
当時総務部長でした。
特に皆が知りたがっている渡瀬県民局長のパソコン内の知られたくない内容です。
それを問い詰めたところ、奥谷議長が制止しその事が批判の的になっていましたが、
公開する事で相手女性に迷惑が掛かるからとの発想だったのではと思いますが、
この事も、議長はなぜ隠すんだ、隠すという事は何かあるのだろう、と批判の的に。
多勢に無勢、奥谷氏に批判が集中し、挙句の果てに親や親族の事まで暴露される始末です。
知らない事。
知らせたらいけない事。
プライバシーに配慮しなければいけない事。色々あるでしょう。
ドンドン深みにはまっていくというか、迷路に迷い込むというか。。。
もう何が何だか、状態です。
拙ブログで度々言っている事ですが、初動の間違いです。
最初のボタンの掛け違いと言いましょうか、自分への批判の文書に齋藤さんは頭に血が上ったのではと。
「こんな嘘八百の文書をばらまいたのは誰なんだ! 片山、絶対犯人を探し出せ、ただでは済まないからな!!」
と言ったか言わなかったか。。。。妄想です。
これが間違いだったのです。
いくら腹が立っても、知事という権力者が自分の保身の為に犯人捜しをするべきではないのです。
第三者機関に任せ、そして第三者の調査結果で渡瀬県民局長が不穏な動きをしていたり、
不適切内容をパソコンに保存していた事が判明した場合、
必要なら懲戒処分をすればよかったのです。
たられば、と言っても始まりませんが、
第三者に任せておけばもしかしたら百条委員会も必要なかったし、渡瀬県民局長が自死する必要もなかったと思います。
この事について橋下徹氏も指摘していますし、今日の「正義のミカタ」で藤井聡氏が述べられていました。
https://www.youtube.com/live/I6-s9AoghJM?si=4QjOsIs1EvGtysFs&t=1670
齋藤氏,SNSで嘘八百のオールドメディアを乗り越え劇的大勝利!…ですが無論これは真面目な政治の話.徹底的に冷静な判断が必要です
— 藤井聡 (@SF_SatoshiFujii) November 22, 2024
『齋藤元彦「再選」に浮かれていていいのか…
いまだ晴れていない告発者処罰で「職権濫用」の疑義
~為政者としての道義的責任は免れない』https://t.co/L1rMhGp83U
※「リンク先の現代ビジネスの3~5に詳細があります。
時系列⇩
※こちらは「虎ノ門ニュース」で使われた表⇩
もしも渡瀬県民局長が不倫をしていたなら、家庭内で解決すればいいだけですし、
不同意性交があったなら、被害女性は渡瀬局長を告訴すれば良かったのです。
もしもそれを苦にして渡瀬氏が自死しても、それはそれで仕方がない事です。
案の定、このポストには批判の嵐です。
今や斎藤氏の擁護者、支持者がXに溢れ、ちょっとでも批判的な事を投稿すれば大変な事になります。
思い込んだ事は信じ込み、否定する人を攻撃する、そんな構図が出来てしまっている事に危機感があります。
さて昨日、斎藤氏陣営が県内の会社に選挙の筋書きを依頼した問題。
ボランティアだったのか、公選法の範囲内の報酬だったのか。
県選管では選挙の収支報告の提出がまだなので、判断が出来ないと言っているようです。
齋藤さんが再選しましたが、まだまだ兵庫県庁は落ち着きを取り戻すには時間がかかりそうです。
とは言え、県民の生活に密着した様々な問題については停滞する事の無いようにお願いしたいです。