国是が揺れる北朝鮮
北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(家族会)と北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)の新たな運動方針が決まった。
窮地に追い込まれこれまでの国是まで変え、日本への接近を図る北朝鮮にいかに対処し、拉致被害者を取り戻すか。
麗澤大学客員教授で公益財団法人モラロジー研究所歴史研究室長・教授の西岡力氏に月刊「正論」編集委員、安藤慶太が聞く。
千載一遇のチャンスなのでしょうか。
今が最後のチャンス。今を逃したらもう次はない、そう思った方が良いのでしょうか。
北朝鮮が日本に急接近していると言います。
それは北朝鮮が追い込まれているから。
もう祖国統一など考えていない金正恩体制。
その証拠に金正日が建てた祖国統一の巨大建造物は破壊され、⇩
また韓流ドラマの流入を阻止しようとしている金正恩。
阻止しようとするのは それだけ韓流ドラマが北朝鮮に流入しているという事、
韓国の豊かな暮らしを知る北朝鮮の若者。
そして韓国独自の言葉遣いをする若者たちも。
そんな追い詰められた北朝鮮が日本に擦り寄ってきたのは当然の成り行き。
とは言え、焦った岸田政権が判断を誤らない様によく考えて行動すべきは言うまでもありません。
しかしもう時間がありません。
その為には日本はタイムリミット、期限を切らなければならないのです。
それが「拉致被害者の親世代が存命の今、全ての拉致被害者を戻せ」との訴えになったのです。
西岡力さんの話を聞けば成程、と思います。
拉致被害者全員が戻ってくるなら人道支援をするとの根拠がわかりました。
そして島田洋一さんの「岸田総理が訪朝するなら西岡力さんを同行させるべきだ」との発言に頷けます。
拉致問題解決のため訪朝するのが、昼行灯・岸田首相、存在感のない官房副長官の1人、組織の優先事項が「国交正常化」にある外務官僚だけでは、北に手球に取られるのは必定。
— 島田洋一(Shimada Yoichi) (@ProfShimada) February 26, 2024
必ず「西岡同行」を実現させねばならない。 https://t.co/sIEXpqYEnW
岸田政権がどの程度北朝鮮と接触しているのかわかりませんが、
今が最後のチャンスとして、そして今しかないとの考えで判断し、決断してもらいたいです。