
兵庫百条委、税金と時間をかけた報告書がテキトー過ぎる件。
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略歴:昭和59年大阪生まれの元衆議院議員。東京大学経済学部卒業後、経済産業省勤務、松下政経塾(30期)を経て衆議院議員3期。衆議院財務金融委員会理事・安全保障委員会理事、党財務金融部会長・政務調査副会長・副党首などを歴任。現在は私人として言いたい放題してます。
兵庫県知事を巡る告発文書問題。
漸く最終的結論が発表されますが、丸山穂高氏は「テキトー過ぎる」と批判しています。
動画の概要欄にもある様に「副党首を歴任」していますが、肝心の政党名は明らかにしていません。
わざとなのか、どうでもいいと思ったのか。。。
またチャンネル登録者数は10万人以上ですから影響力も大きいです。
国政政党NHK党副党首を務めた。現、NHKから国民を守る党副党首。
wikiでもわかる様に、丸山氏はNHK党の副党首です。(2021年10月を最後に議員引退)
ですから立花氏に近く、考え方も同じではと思います。
当初マスコミにより、元県民局長の私的文書が注目され、それを根拠に立花氏らは告発者を貶め、
斎藤知事再選に大きく影響を及ぼしたと言えます。
丸山氏も元県民局長の公用PC内の情報を何度か動画チャンネルで検証していました。
なぜ部外者の丸山氏が県所有のPC内の情報を知っているのか、
そしてその情報は誰から得たのかが疑問でした。
元局長使用の公用PCを没収したのは片山元副知事であり、
情報の報告を受けた斎藤知事が告発者の私的情報を知っていておかしくありませんが、
片山氏から牛タンクラブと言われていた斎藤知事の側近たち、井ノ本氏らに渡り、
更にプリントアウトした書類をばら撒いたと想像できます。
「こんな事を書いている局長の告発文は信用できない」との言葉を添えてばら撒いたのです。
因みに動画で丸山氏が元県民局長が告発文書を「ばら撒いた」と言っていますが、
ばら撒いたのではなく、送付したと言うのが正しいです。
なぜなら無闇やたらにばら撒いたのではなく、報道機関、議員に送付していましたから、
井ノ本氏らが告発者を貶める為にあちこちで「ばら撒いた」事と同じにしないで欲しいです。
私的文書は県庁内でばら撒かれた疑いが強いですが、丸山氏は県庁とは全く関係ない人物、部外者です。
そんな部外者が誰から情報を得たのか。。。
それもかなり詳細な情報を基に検証していました。
丸山氏の動画の登録者数も多いですから、影響も大きいです。
では機密文書がなぜ丸山氏が知っていたのでしょう。
おかしいですよね。
それがなんと、3か月前のスポーツ紙に白状していたではありませんか。
「中身も全部見た」元衆院議員の丸山穂高氏…兵庫県元幹部の私的情報とされるデータを一部公開 SNS「興味深い」:中日スポーツ・東京中日スポーツ
データは元県幹部の男性の公用パソコンに入っていたもので、NHK党の立花孝志党首を介して、情報提供者と会って入手。
ここでも立花氏が絡み、そして情報提供者から入手したというではありませんか。
不当な事ではありませんか。
これも情報漏洩ではありませんか。
公務員の守秘義務に反していませんか。
公務員の立場でなければ知らない情報。知り得ない情報の漏洩です。
斎藤知事擁護者たちは公平な考えが出来ないのがよく分かります。
増山氏や岸口氏の二人の県議が維新の会から情報漏洩の為に除名と離党勧告の処分を受けていますが、
まだまだ処分対象者がいそうですし、それこそ「公務員失格」ではないでしょうか。
そもそも告発文と告発者の不倫問題は関係ありません。
告発文書が真実かデマかです。
それを検証するのが百条委員会です。
それをテキトー過ぎると丸山氏。
この発言は兵庫県議会を愚弄している事にはなりませんか。
丸山氏は百条委員会の報告に疑問の発言、それも笑いながらの発言ですから
百条委員会をバカにしているとしか思えません。
百条委員会を見下す事と、仲間の立花氏を持ち上げる事と、どちらが真面ですか?
また告発者が自殺した事と、告発文の正当性は関係ありません。
百条委員会で告発者のプライバシー情報を暴露すると脅され、それを苦にしていたのは確かです。
その証拠に弁護士を通じて百条委員会宛にその旨の申し立てをしていました。
結果、百条委員会ではこの問題は触れないと決定しましたが、
その決定を知る前に元局長は自死したのです。
この問題で片山副知事の発言を遮った奥谷委員長を批判する人が立花氏を中心にいますが、
プライバシー情報は告発文書が事実か否かと関係ない為に、委員会では触れないと申し合わせもしていました。
奥谷氏を批判する人たちは、この事を無視するのか無知なだけなのか。
また何も元局長を「聖人君子」の様には言っていません。
それを言うなら斎藤知事を「聖人君子」のように褒め称えていた事はどうなのかと言いたいです。
特にデマを政見放送、選挙ポスターそして選挙演説でばら撒いたのは立花氏でした。
この事を丸山氏は無視するのかと言いたいです。
ところでこの問題は是々非々で考え、事実は何で、デマは何なのかを検証するべきです。
にも拘らず、丸山氏や浜田聡参院議員は立花氏のデマを批判しないのか甚だ疑問です。
ところで知事のパワハラ、特産品のおねだりは全く嘘八百ではありません。
パワハラと感じる職員がいたり、特産品を食べてみたいと知事が言った事は事実です。
ただそれが過度か否かであり、全く嘘ではなかったとアンケートに何人か答えています。
更に言えば、県職員の立場として知事批判を躊躇うのは理解できます。
何と言っても告発者が誰か徹底的に調べ上げ、挙句の果てには懲戒処分にするような知事です。
勿論、結果として14年間で200時間以上私的な事をしていた事は非難され懲戒処分も当然かもわかりません。
しかし批判すればどんな仕打ちがあるかと思えばオブラートに包んだような発言になるのも頷けます。
拙ブログで何度も述べている様に、私は保守です。
ですから本来なら斎藤擁護であり、稲村和美さんを批判すると思います。
しかし、今回の事は斎藤知事のした事や、斎藤擁護者の行動がどうしても納得できないのです。
公正で中立な気持ちでこの問題を考えてきました。
その結果、どうしても斎藤知事を擁護する気持ちになりません。
とはいえ斎藤さんに知事を辞めろとは今更言いません。
斎藤さんには謙虚になり反省すべきは反省し、新たな気持ちで県政を進めて欲しい、
それだけです。