第2回皇位継承に関する立法府の全体会議 @衆議院議長公邸 の参加報告
●「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議」に基づく政府における検討結果の報告を受けた立法府の対応に関する全体会議(令和6年5月17日)に出席した浜田聡参院議員の報告及び感想です。
それにしても長い。もう少し短くできないのかと思いますが、そうもいかないのでしょう。
長い法律等については略称がありますが、省略はしていない様です。
「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議」に関する有識者会議 - Wikipedia
敢えて略すると「皇室典範特例法に対する付帯決議」でしょうか。それでも長いです。
上記の有識者会議を基に各政党が皇位継承について5月17日に開催されました。
その出席者や各政党の考えが衆議院のHPにあります。⇩
天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議に基づく政府における検討結果の報告を受けた立法府の対応について (shugiin.go.jp)
私見ですが、真面な意見は自由民主党、立憲民主党、日本維新の会、公明党、国民民主党、教育無償化を実現する会
皇室の歴史を理解していないのか予想通り女系天皇容認は日本共産党、れいわ新選組、社会民主党、沖縄の風
これらは皇室そのものをなくした方が良いと思っているのかもわかりません。
ところで民主党政権の最後の総理である野田総理は女性天皇容認派の一人でした。
その野田氏が立憲民主党の代表として出席していたのですから、女性天皇を認めるべきだと言うのかと思っていましたが、普通の真面な意見でした。
では皇位継承者は秋篠宮皇嗣殿下、悠仁親王殿下に言及している政党は以下の通りです。
自民党:秋篠宮皇嗣殿下、悠仁親王殿下という皇位継承の流れをゆるがせにしてはならない。
日本維新の会:今上陛下、秋篠宮皇嗣殿下、次世代の皇位継承資格者として悠仁親王殿下がいらっしゃることを前提にこの皇位継承の流れをゆるがせてはならない。
公明党:現行制度のままでは、悠仁親王殿下が即位されたときに同世代以下の皇族がいなくなることが想定されます。悠仁親王殿下の次代以降の皇位継承資格
有志の会:「今上陛下から秋篠宮皇嗣殿下、次世代の悠仁親王殿下という皇位継承の流れをゆるがせてはならない」との考え方は妥当である。
NHK党:立皇嗣の礼が⾏われたことから、将来は秋篠宮皇嗣殿下へ、更には悠仁親王殿下へ皇位を継承していくことが天皇陛下の⼤御⼼と解釈いたしております。
参政党:皇室典範によれば、皇位継承は男系男子による皇統が明記されており、直系子孫がいない場合には兄弟、伯叔父、最も近親の系統の皇族が継承者となることも定められています。(悠仁親王殿下に言及はありませんが具体的な継承者について述べています。
ざっと読みましたが、NHK党が丁寧で歴史的事実も記述ししっかりとした考えだとの印象です。
最近になり、愛子さまを天皇にとの意見を聞きます。つまり今上の直系だから相応しいとの意見ですが、
この事についてNHK党は
皇位継承問題を考える際に「直系」は重要な要素です。しかし皇室の伝統において優先されるのは「直系」よりも「男系」です。そして、皇室が最も尊ぶ「先例」という点において、「旧皇族の男系男⼦の皇籍取得」には、例えば第 59 代宇多天皇や第 60 代醍醐天皇をはじめとする先例があります。
そうなんです。直系よりも男系が優先されるのです。
また直系に拘る人に言いたいです。今上から秋篠宮皇嗣殿下に継承するのは傍系ですが、秋篠宮皇嗣殿下から悠仁親王殿下へは直系になります。
過去には男系継承の為に伯父、叔父ならまだしも思いもよらない方に継承している事実もあります。
浜田聡議員の話が皇位継承を考える立法府の会議について調べる切っ掛けになりました。
NHK党と言えばガーシー事件、そして少し関りがあったつばさの党の妨害事件で印象が悪いですが、
皇位継承についての意見は過去の事例も列挙し、説得力があります。
それにしてもれいわ新選組はいつもながら、突出しています。
何というか、話のすり替えというか、論点のズレというか。
流石、園遊会で天皇陛下に突如と手紙を手渡しただけあります。
非礼であり、常識知らずは相変わらずです。
そう言えば国会でも理解不能なパフォーマンスを何度かしていましたね。
こんな人に投票する人も気が知れません。
あっ、「こんな人」と言ったら差別主義者だと言われるんでしたね。
話が長くなりました。
NHK党の意見をもう一度読み返し、皇室の歴史を振り返りたいと思います。