高市氏は昨年11月から「国力の増強」をテーマに、国会議員や有識者を招いた勉強会「『日本のチカラ』研究会」を開いてきた。同書はその内容をまとめたもので、全8章のうち高市氏が3章分を新たに執筆した。

高市氏は序章で「総合的な国力」というテーマを示し、「我が国を取り巻く厳しい国際環境」の中で「今を生きる日本人と未来を生きる日本人のためにも、多様な分野において果敢に挑戦を続けていくべきだと考えています」と記した。

「外交力」では山上信吾前駐オーストラリア大使、垂秀夫前駐中国大使、「情報力」では江崎道朗麗澤大客員教授、小谷賢日大教授、山口芳裕杏林大教授、「防衛力」を尾上定正元空将、兼原信克元国家安全保障局次長、「経済力」を本田悦朗元内閣官房参与、若田部昌澄元日銀副総裁、「技術力」を加藤康子産業遺産情報センター長が担当している。

この顔ぶれについて、麗澤大学客員教授の八木秀次氏(憲法学)は「『安倍路線の継承』といえる。党内でも安倍路線を前面に打ち出すことは保守層を中心に総裁選にもプラスに働くだろう。特に国民は経済政策に関心が強く、安倍氏も優先的に取り組んだ。高市氏も前回総裁選で『サナエノミクス』を主張したが、従来の内容にいかに新味を加えて優先順位を付け、行程表を示せるかがポイントではないか」と指摘した。

秋のライン「赤とんぼと夕やけ」

総裁選の告示日までに推薦人20人集められるかどうか。

いくら有能でも、歴史観、国家観、倫理観、その他が兼ね備えていても20人集まらなければ出馬できません。

今のところ12人が出馬を表明していますが、告示日までに引き剝がしがあり離脱する人もいるかもわかりません。

世間ではそれを裏切りと言いますが、特殊な集団である国会議員ではそれをおかしいとも思っていない様です。

総裁選には公職選挙法が適用されない様ですから、もしかしたらお金が飛び交っているかもわかりません。

その原資は例の政治資金収支報告書不記載のお金かもわかりません。

更にはパーティ券売上金の不記載で問題になったのに派閥の原理が残り、

そこには義理人情、重要ポストの約束等、一般社会では考えられない事が行われているかもわかりません。

それは民主主義から逸脱し、まるで暴力団の抗争の様だと思ってしまいます。

 

高市早苗さんには有力なブレーンが付いています。

それだけ日本の経済や国防についての揺らぎない考えを高市さんは兼ね備えていると認めたとも言えます。

高市さんは全国各地でその思いを多くの支持者に訴え続けられています。

日増しに保守層を中心に支持者が増えている印象です。

ところが民主主義から程遠い引き剥がしがある様です。

まずは前回高市さん推薦人として前面に出ていた小林鷹之さんが反旗を翻した、

そう思っても仕方がない様な出馬宣言でした。

 

他にも多くの推薦人が別の候補者の元に去ったとも言われています。

それはなぜか? 

自分の次の選挙で有利になりたいから、そんな利己主義的な考えもある様ですが、

他には親中派、媚中派からよく思われていない勢力もあるでしょう。

更には元派閥の長や派閥の長老、有力者が高市さんを毛嫌いしているとの噂もあります。

あれだけ派閥が批判されたのに、まだ上下関係やしがらみが残っているのです。

 

この高市潰しは安倍派の重鎮が暗躍しているとの見方もあります。

つまり以前安倍派(当時は町村派)に属していた高市さんが総裁選出馬の町村さんを支持せず、

同じ派閥の安倍さんを支持したい、その為には派閥離脱をしないといけない、そんな気持ちだったとか。

これを裏切りと思い、今でも根に持っているらしいです。

ですから前回の総裁選の頃に安倍派に戻りたいと言っても拒否されたとの話もあります。

更にはそんな経緯などから安倍さんは高市さんを大臣に任命した事も気に入らない。

要するに嫉妬です。やっかみです。

それが安倍派にいるらしいと。

そこで調べましたよ。 

安倍派所属だった議員を。正式名は「清和政策研究会」

何人か高市さんを快く思っていない人がいます。

ま、印象ですけど。

そんな中、印象ではなく、実際高市さんを快く思っていない人物がいます。

ほら、あの小西文書事件で高市さんをいわば吊し上げの様な形にした国会質問。

あの時、不倫や秘書給与詐取で辞職した広瀬めぐみが高市さんを追い詰めるような質問をしましたが、

それ以上に意地悪というか、出過ぎた真似というか、説教じみた事を言った議長が目立っていました。

そうです。末松信介氏。

末松氏は元安倍派です。

印象としてはそれほど派閥内で力がある様には見えませんが、

それでもあの時の場違いな発言には呆れ、腹立たしく思ったものです。

 

自民党党員の方、そして自民党国会議員の皆さん、印象操作に騙されず、

真のリーダーは誰か、国益を考えているのは誰なのかを良く見極めて欲しいです。