選手権で性別テスト「失格」の台湾選手、判定勝ちで準々決勝へ パリ五輪女子ボクシング (産経新聞) - goo ニュース
パリ五輪は2日、ボクシング女子57キロ級2回戦で、昨年の女子世界選手権の性別テストで不合格となった林郁婷(りん・いくてい、台湾)がシトラ・ツルジベコワ(ウズベキスタン)に判定勝ちし、準々決勝に進んだ。林は長いリーチを生かして、終始相手の顔面を捉え続け、5対0で判定勝ちを収めた。
林を巡っては性別詐称疑惑が取り沙汰されたが、台湾教育部(教育省に相当)は7月31日、林は規定に従って五輪出場の機会を得ており出場資格に問題はないとの見解を示している。
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性別疑惑で注目されているもう一人の選手、林郁婷さん。
予想通り勝ちました。
判定勝ちですから前日に相手を46秒棄権に追い込んだイマネ・ケリフ選手程でもなかったようです。
※こちらが試合の様子です。⇩
郁婷以實力打破流言蜚語
— 北棲抵家 (@AmblerRambler) August 3, 2024
作家JK羅琳@jk_rowling 連番抨擊。
對此,國際奧會、巴黎奧運拳擊籌備小組今(2)日聯合發布聲明聲援林郁婷。聲明原文➡️https://t.co/u5X6pRLyz7#JK蘿琳#生理女 pic.twitter.com/X6LksK5sdF
そもそも国際ボクシング協会とオリンピック協会の見解が違うのが混乱の元です。
色々調べました。
それだけ納得いかない今回のボクシング女子です。
東京五輪では2人とも女子競技に出場していたようです。
イマネ選手は60キロ級で5位、林選手は57キロで9位でした。
林選手は日本の入江聖奈さんとも練習も含め何度か対戦していたようです。
そしてその時の入江さんの感想は ⇩
しつこいようだけど最後に1つだけ言わせてください。
— 入江聖奈 (@seeenaaa09) August 2, 2024
台湾のリン選手と3回スパーリング、2回公式戦をした身として、強いと感じた点は
・長身なところ(私と10センチ差)
・私が入ったところへのアッパー
・右構えから左構えへのスイッチ
・仕留めにかかる勝負勘
だったので、単純なパンチ力だけなら
誰かからの指摘だったのか、体つきや容貌が男性っぽいと思ったからなのか、
昨年の世界選手権で性別についての検査をしたようなのです。
報道では遺伝子検査で二人ともXY染色体だったと言われていますが、
国際ボクシング協会は機密だからと検査の詳細は明らかにしていません。
【解説】女性ボクシング選手誹謗中傷の背景。パリ五輪前に両選手を「失格」としたIBAはどんな組織か(ハフポスト日本版) - goo ニュース
性別テストは昨年初めて実施し、出場資格は「生まれたときの性別」が条件としています。
ただ、林選手が台湾で再検査した際は異常はなかった様です。
世界選手権で性別テスト「不合格」の選手も出場 パリ五輪ボクシング女子、アルジェと台湾 - 産経ニュース (sankei.com)敗者カリニに「賞金」 性別騒動でIBA―ボクシング女子〔五輪〕:時事ドットコム (jiji.com)
今後、性別疑惑の2人はあと何戦残しているのか知らないのですが、
※追記:準々決勝、準決勝、決勝の3試合でしょうか。
恐らく決勝は性別疑惑の2人が対戦するでしょう。
IBAは性別疑惑選手との対戦相手全員に金メダルと同額を贈呈するのか疑問です。
泣いたから、との理由でイタリア選手だけに贈るのはおかしいです。
寧ろ、台湾選手と最後まで戦ったウズベキスタンの選手に贈るべきです。
とはいえ、恐怖がある中(多分)男性と言われている選手と対戦した女子選手は称えたいです。
また、このような混乱を招いたIOCは厳格な性別検査の必要性を理解し、
各方面の専門家たちを招集して議論すべきです。
その上で開催前にはオリンピック委員会のホームページに事細かく指針を公表すべきだと思います。
何しろ世界はLGBT法がどうのこうのと言われている時代です。
保守的だと思われていた日本でさえ、LGBT法を通したぐらいですから
不公平の内容に、女性差別にならない様に性別については厳格にしてもらいたいです。