三菱UFJ銀行の貸金庫窃盗、新たに数十人から被害申し出…顧客資産ずさん管理(読売新聞) - goo ニュース
三菱UFJ銀行の元女性行員が支店の貸金庫から巨額の金品を盗んだことを受け、同行の半沢淳一頭取が16日開いた記者会見では、不正防止のためのチェックを子会社任せにするなど、顧客資産のずさんな管理体制が明らかになった。新たに数十人の顧客から被害に遭った可能性があるとの申し出があり、同行は確認を進めている。
会見の冒頭、半沢頭取は元行員が窃盗に及んだ経緯を説明。貸金庫を開けるには、支店が保管する「銀行鍵」と顧客が持つ「顧客鍵」の2本が必要だが、元行員は、顧客鍵のスペアとして支店で保管していた「予備鍵」と銀行鍵の両方を使って貸金庫を解錠し、金品を盗んでいた。
予備鍵は、顧客が顧客鍵を紛失した時に使うもので、専用の封筒に入れられ、支店のキャビネットで施錠のうえ保管されていた。封筒は、封を開けたらわかるよう、銀行側と顧客のそれぞれの割り印が押されていた。
元行員は練馬支店や玉川支店で貸金庫業務の責任者。自分のIDカードで貸金庫室に出入りできたうえ、予備鍵を取り出すこともできた。入室記録や防犯カメラ映像などが残されていたが、同僚らは元行員の不正に気づけなかったという。会見で向井理人執行役員は「貸金庫の手続きを熟知しており、仕組みをすり抜けた部分があった」と話した。
また、予備鍵の保管状況は半年に1度、子会社が確認する運用になっていたが、そのチェックは鍵の個数が合っているか、保管状態に異常がないかなどにとどまっていた。元行員は同行の調査に「大変申し訳ないことをした」と話しているという。
顧客の資産を預かる銀行員の不正に厳しい声が相次いで聞かれた。
別の銀行の貸金庫を利用しているという東京都品川区の会社員男性(58)は「預ける側は中身を見られることすらないと思っていて、まさか銀行員から盗まれるなんて想像もしていない。あってはならないことだ」と憤った。
川崎市高津区の会社員男性(42)は「最近は家にいても強盗、銀行に預けても窃盗……。これではどうしたらいいのか」と戸惑った様子で話した。
大手銀行での勤務経験があるファイナンシャルプランナーの川又啓二さん(46)は「銀行は行員の不正を防ぐため、同じ人物を長期間同じポジションにおかないなどの対策をとっているが形骸化してしまっていた。利用者が定期的に金庫の中を確認し、時系列で記録を取っておくなどの対策を取る必要がある」と話す。
驚きですねえ。
まずは三菱UFJの頭取の名前が半沢さん。
どうしてもドラマ「半沢直樹」を連想してしまいます。
更には執行役員が「向井理人」さん。「向井理」さんを連想します。
まさか半沢頭取ってあのドラマの!?… pic.twitter.com/dYQExtgXHP
— ちょけまる。🟣 (@ahsnoopyninari6) December 15, 2024
更には時価数10億円以上を貸金庫から盗んだ犯人が有名女優似だとか。
有料週刊誌記事なのでこれ以上わかりませんが、なんかドラマのようですね。
それはさて置き、昨日朝のワイドショーでスペアキーの保管方法等が詳しく説明していました。
で、同様の被害に遭ったという方のインタビューもありましたが、
この方です。⇩
という事は、この様な事件が他行でもあるという事でしょう。
もしかして三菱UFJ銀行の事件は氷山の一角、他にも知らない内に盗まれている場合も?
でも現金を貸金庫に入れるぐらいなら口座預けをすればいいのにと思ってしまいますが、
銀行破綻の場合の補償が1千万円ですし、
他には相続や贈与で脱税の場合も考えられます。
貸金庫には現金意外だと宝石、腕時計、権利書類などを預けるのでしょうが、
預けた物は預けた本人、もしかしたら家族?のみが知っている極めて秘匿性の高いものです。
ですから銀行側は何が入っているのか知らない事になっていますし、
預ける側も銀行側に申告しませんから、何を預けていたかは証明できません。
そうなると窃盗犯である女子行員が記録していない事には証明できませんし、
そもそも犯人が窃盗の証拠になる情報を記録しているのかです。
いつかは戻すつもりなら記録しているでしょうが、4年もの間の巨額の金品の窃盗です。
返却する気など毛頭なかったと想像します。
という事は、被害者は自己申告で補償を求める事になるのでしょうが、
全て銀行側は補償するかどうかです。
何しろ何を預けていたかの証拠がないのですから。
ですから嘘の申告をし、実際以上の補償を求める人もいないとは限りません。
そう考えると、この事件の解決は想像もつきません。
誰が損して誰が得をするのか。
そして銀行をどこまで信用できるのか。
更には銀行側は十数億の金品の賠償をどうするのかです。
この犯人である女子行員は40歳代で既婚者とありますが名前は公表されていません。
更には単独犯なのか共犯者がいるのか。
単独犯なら大それたことをしたものです。
投資に使ったと言っているようですが、儲けは?
また宝石類等はどう現金化したのかです。
銀行の信用問題に発展しています。
そして銀行側の損害は巨額ですから、銀行は女子行員に賠償請求をするとともに
被害届を出して、詳細を暴いてもらいたいです。
この事件は金融機関全体の問題です。
そして他行は同様の問題がないのか、そしてどのような対策を講じているのかも知りたいものです。