また田村氏は「中等症は原則入院で、重症化リスクが低い方々が在宅になる。医師が判断する必要性に応じて入院してもらう」と従来の説明を繰り返した。立憲民主党の石橋通宏氏は入院制限方針の撤回を求めたが、「救える命を救っていきたい」と否定した。【神足俊輔、中川聡子】

武漢コロナ感染者の入院方針を突如変更すると菅総理。

特に中等症でも自宅療養との発言にかなりの反発があります。

更には尾身茂会長に相談や議論をしなかったと分かり政権批判が強まっています。

 

では相談をされたら尾身会長はどう答えたのでしょう。

相談されなかった事に尾身会長は不満なのでしょうか。

そこのところ重要ですが尾身会長の考えが記事にありません。

日テレの記事の最後には

宿泊療養施設の強化や自宅療養者への確実なケアといった対策を、総合的に行うことが必要だとしました。

とありますから、尾身会長は政府の方針に不満を持っている訳でもなさそうです。

「重症以下は自宅療養」政府方針に反発の声(日テレNEWS24) - goo ニュース

 

実際の国会中継での尾身会長の発言はこちら⇩

https://youtu.be/e5lahhxMenA?t=3115

 

尾身会長の答弁で重要部分は https://youtu.be/e5lahhxMenA?t=5387

●入院か在宅かではない。病院か自宅かの二者択一は絶対にない。

●開業医による支援、訪問看護や往診、訪問医療等地域全体で強化する

●宿泊施設療養の強化

●無症状や軽症の人は自宅療養だが重症化した場合、すぐに医療に結びつけるシステム

 

概ね政府の方針と同じだと思います。

ただ自宅療養中、病状悪化した場合に連絡がスムーズにいくか不安ですし、

感染力の強いインド株に置き換わっている為に家庭内感染も増えていますし、

自宅療養者やその家族が出歩く場合も大いに考えられるので、その点も不安と言えば不安ですね。

また宿泊療養で連絡が途絶えたのに放置されて亡くなった方もいるので、

そういう事がないようにしてもらいたいです。

 

東京には五輪用にかなりのホテルが部屋を確保したのに閑古鳥状態のようですから

大いに宿泊療養に提供してもらいたいです。

看護師もワクチン不足で予約キャンセルの為に、余剰人員がありそうです。

特に医療従事者はワクチン接種も完了していると思いますから、

ワクチン接種から外れた看護師資格のある方に是非協力してもらいたいです。

 

何かと菅総理批判に政権批判に結び付けたい左翼野党たちとマスコミですが、

報道に惑わされず、今後私たちはどうすべきか、そして何が不足しているかをよく考え、

個々人の立場立場でこの国難を乗り越えたいものです。

 

今は政権批判している場合ではありません。

批判する相手は政府の要請を無視したり、都職員の注意を小馬鹿にしていた路上飲みの若者です。

今までの1年半以上、私たちは何を学び、活かしたか自問自答したいです。