自民党の「安定的な皇位継承の確保に関する懇談会」の第2回会合が開かれ、政府の有識者会議が提案した案のうち、内親王・女王といった女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持する案について議論が行われ、概ね賛同する意見で一致した。

女性皇族が結婚後も皇室に残れるようにする手段に関して立憲民主党などは新たに女性宮家を創設することを提案しているが、自民党の議論では対象外となった。

自民党は今後、政府有識者会議が提案した残りの2つの案、「養子縁組を可能とし、皇統に属する男系の男子を皇族とする」「皇統に属する男系の男子を法律により直接皇族とする」の2案について議論し、意見をとりまとめる見通し。

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 現在皇位継承者は

第一位の秋篠宮皇嗣殿下、第二位の悠仁親王殿下、第三位の常陸宮親王殿下の3人です。

この内、常陸宮殿下は現在88歳ですからほぼ即位される事はないでしょう。

問題は悠仁殿下の後の世代がどうなるかです。

にも拘らず自民党の会合では女性皇族の結婚後の身分についての議論です。

何と悠長なと思ってしまいます。

なんかズレています。

それよりも政府有識者会議提案の「皇族に属する男系男子」の身分について早急に考えてもらいたいです。

 

ところで最近になって愛子天皇待望論が沸き上がっています。

男女平等や海外の王室での長子優先論による女性の即位論により、

男系男子の考えは古い、女性差別だ等と言う考えのようですが、

日本の皇室の歴史を無視するような考えには賛成できません。

 

戦後、GHQの圧力により皇籍離脱せざるを得なかった方々の存在、

そして皇室は世界に誇る長い歴史を無視していいものか、

そんな事も考えて議論してもらいたいです。

 

そんな中、愛子さまの就職が話題になっています。

突然の報道でしたが日本赤十字社に就職されるとの事。

その事が関係しているのかどうなのか、昨年10月には日赤本社を訪問されましたし

天皇ご一家、日赤の企画展見学=関東大震災100年 | 時事通信ニュース

 

また10日前には日本赤十字社社長らから能登半島地震について進講を受けられました。

両陛下と愛子さま、能登半島地震の「進講」 日本赤十字社から受けられる

両陛下と愛子さま、能登半島地震の「進講」 日本赤十字社から受けられる

天皇皇后両陛下と長女の愛子さまは、日本赤十字社の能登半島地震の活動について、社長らから「進講」を受けられました。天皇皇后両陛下と愛子さまは、8日午後、お住まいの...

gooニュース

 

記事によると「日本赤十字社の清家篤社長」とあります。

日本赤十字社の社長は清家篤さんだったとは初めて知りました。

この方のお名前、聞き覚えありませんか?

そう、「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議」に関する有識者会議 - Wikipediaの座長を務めた方です。

 

有識者会議の概要として報告概要(PDF/207KB)

 今上陛下から秋篠宮皇嗣殿下、次世代の悠仁親王殿下という皇位継承の流れをゆるがせにしてはならない。

とあります。

そう秋篠宮皇嗣殿下、悠仁親王殿下までの皇位継承は揺るがせてはならないのです。

もう決定していると言っていいでしょう。

もしも女性天皇、女系天皇を認めるのは悠仁親王殿下の後であり、

その為には皇室典範並びに憲法改正をしなくてはなりません。

ただの思い付きで簡単に変える事は出来ません。

 

女性天皇を容認すれば、すぐそれは女系天皇に繋がるでしょう。

そうなると、2600年以上続いた歴史が途切れてしまう事になるので慎重になって欲しいです。

そんな中の愛子さまの日本赤十字社への就職です。

そして日本赤十字社の社長が清家篤氏であり、政府有識者会議の座長も清家氏。

妙な繋がりだと感じます。

勿論、記事や議事録から清家氏が女性天皇や女系天皇の容認論者かどうかはわかりません。

それでも何か愛子さまと清家氏との繋がりが何かある様な気がするのです。

清家氏が日赤の社長だと知り、なにか女性天皇への道が敷かれているのではと妙に勘ぐってしまいます。

杞憂である事を祈ります。

 

もしも万が一、将来女系天皇の容認するか否かの議論になった時には

皇室の歴史は世界最長である事から世界に誇り、そして世界から尊敬される存在である事、

更には旧皇族方は敗戦後のGHQ政策により已む無く皇族離脱された事、

この二つを知った上で女系天皇容認するかどうか決めてもらいたいです。

繰り返しますが戦争に敗けていなければ男性皇族はもっと多かったはず、

その事をよく考えてから決めてもらいたいです。