河野太郎消費者担当相は26日の閣議後記者会見で、消費者庁に設置する霊感商法の対策検討会のメンバーに、元衆院議員の菅野志桜里弁護士や、全国霊感商法対策弁護士連絡会で旧統一教会問題に取り組んできた紀藤正樹弁護士らを起用すると発表した。29日に初会合を開く。
河野氏は「霊感商法などに対する消費者庁のこれまでの対応を検証し、被害の未然防止、救済、事業者への対応を最近の動向を踏まえながら積極的に議論していただきたい。速やかに結論を得たい」と述べた。検討会メンバーの選任理由について「それぞれのバックグラウンドが今回の検討会の議論に資すると思われた方にお願いしている」とだけ明かした。
菅野氏は山尾姓を名乗り、国民民主党などで衆院議員を3期務めた。検討会の座長は元消費者委員会委員長の河上正二・東大名誉教授が務め、カルト問題に詳しい西田公昭・立正大教授や、消費生活相談員らも参加する。検討会は毎週オンラインで実施し、一般傍聴も可能とする。【寺町六花】
これだけ騒がれたら何らかの対応が必要でしょう。
ただ今までも消費者契約法改正で被害が少なくなった事は統計でも明らかです。
それなのにテレビでは自民党叩きに主眼を置いているのか、この法律の存在も明らかにせず、
被害者家族の相談窓口のフリーダイヤルも案内していません。
そこのところが不親切であり、自民党叩きに利用しているだけではないのかと思ってしまうのです。
さて、仕事が早いと言われている河野さんです。
早速検討会なるものを立ち上げ対策を練るらしいです。
メンバーは菅野(旧姓山尾)志桜里さん、紀藤正樹弁護士ら。
他にはその道の専門家らしい方々(名前を聞いたことがない方です)⇩
霊感商法等の悪質商法への対策検討会の開催について (caa.go.jp)
人選は河野氏曰くそれぞれのバックグラウンドが今回の検討会の議論に資すると思われた方だそうです。
う~ん、、、、元民主党議員であり最終的には国民民主党に入党し今は民間人の山尾さん。
かつては「保育園落ちた、日本死ね」とのブログを引用して政権批判をしましたが
いくら批判の為とはこの言葉に驚き、もしや山尾氏の言葉ではないのかと疑ったりしました。
プライベートと仕事は別とは思いますが、一連の不倫騒動で自殺者も出た事も考えるとこの方の道徳観を疑ってしまいます。
そして紀藤弁護士。
最近になって立憲民主党に近い弁護士だと知ったのでひっかります。
消費者庁の今回の検討会についてのサイト⇩
第1回「霊感商法等の悪質商法への対策検討会」の開催について | 消費者庁 (caa.go.jp)
河野さんは人選をバックグラウンドが今回の検討会の議論に資する
とその理由を述べていますが、この検討会の目的は何なのか、最終的にはどのような法案を作るのかよくわかりません。
河野さんは政界きってのtwitter好きですから様々な方のTweetを閲覧していると思います。
先ほど山尾さんのマイナス面を書きましたが、国民民主党に入党してからは保守的思考も出てきたと感じましたが、
最近、統一教会について次のような投稿をしています。⇩
公開されれば、そこに様々な専門家の観点が入って改善されていくし、超党派で成立させるよい呼び水にもなります。自らここまで経緯をオープンにしているのだから、政調会長時の私案としてオープンにすればよいかと。自民党内で多少ハレーションはあっても社会はついてきますよ!
— 菅野志桜里 (@ShioriYamao) August 17, 2022
このTweetを見た河野さんが山尾さんを指名し、そして高市さんの私案を参考にしたいのではないでしょうか。
穿った見方をすれば、岸田さんは高市さんの有能さを恐れ政調会長から外し、
河野さんも河野さんで山尾さんを通じて高市さんの私案を利用しようと思っているのではと。
そこまで考えているかどうかはわかりません。
意地悪な考えですが、それでも政調会長から外された高市さんの悔しさを知れば、
何か岸田総理の周辺がドロドロした権力争いの様なものを感じます。
また岸田さんは統一教会騒ぎに終止符を打つつもりで内閣改造をしたらしいのに
改造内閣でも統一教会に関わった閣僚が出てきています。
では改造は何が目的だったのでしょう。
そして今回の「霊感商法対策検討会」は何を検討するのでしょう。
消費者契約法の再度の改正なのか、全く違う視点での立案を考えているのか。
そもそも何を検討するのかよくわかりません。
第一回会合は29日だそうです。
どんな議論がされたのかそして実のある議論をしてくれる事を期待したいです。