「屋久島住民避難」で図上訓練 武力攻撃想定、鹿児島(共同通信) - goo ニュース
「武力攻撃予測事態」下での、離島の住民避難を想定した図上訓練=18日午前、鹿児島県庁
鹿児島県などは18日、他国からの武力攻撃を想定し、離島の屋久島町の住民を九州本土に避難させる図上訓練を県庁で実施した。内閣官房や総務省消防庁など約40の機関が参加。国民保護法に基づくもので、避難手段などに関して意見交換し、課題を共有するのが狙い。
県によると、訓練は他国による武力攻撃の可能性がある「武力攻撃予測事態」の認定を政府が検討する状況下で、住民を事前に避難させるとの想定。避難には航空機や高速船を活用するため、18日の訓練では高齢者や病人を優先することを確認した。
鹿児島県は有事を想定しての訓練をしました。
他国からの武力攻撃って中国を想定しているのでしょう。
特に離島からは移動手段が限られると共に、多人数の移動は困難です。
画像では移動経路がよく分かりませんが、九州本土への移動経路をどう確保するかです。
屋久島よりも有事の場合、更に被害が大きくなるのは与那国島、波照間島。
こちらは沖縄本島か九州本土なのか。。。
いずれにしても屋久島より移動が困難であり、台湾とは目と鼻の先。
危機感はかなりのものだと思います。
この事について15日のテレビ番組で佐藤正久氏が次のように述べています。
【早い段階から、先島諸島から九州等に避難をさせるかが鍵。その為には離島からの輸送手段確保や空港港湾の整備、武力攻撃予測事態の早期認定が必要→有事の住民避難に備え「国民保護計画の見直しを」“ヒゲ隊長” 】
— 佐藤正久 (@SatoMasahisa) January 15, 2023
重要影響事態では避難指示ができない。多良間村は警察官一名 https://t.co/ZCCsLOtOqf
Tweetの中に「多良間村は警察官一名」とあります。
これでは誰が避難指示を出すのでしょう。
村長と警察官の二人だけ?
心細いと言うか、恐ろしいと言うか。。。
では場所的に多良間村はどこかというと ⇩
石垣島と宮古島の間ですね。
台湾と八重山諸島、尖閣諸島、沖縄本島、屋久島、九州の位置関係はこんな感じです。⇩
それにしても島に警官が一人とは。。。人口からしたら仕方がないのでしょうか。
そう言えば、島には警官が2人と拳銃が2丁で住民を守れるのか、との記事を読んだことが。⇩
5年前の記事なので元記事がリンク切れとなっていますが、志方さんが既に警鐘を鳴らしていました。
また8年前には石垣市長が有事の際の危機を感じていたようです。
台湾有事が具体的に語られ、現実味を帯びてきていますが、万が一の時にはどうするのか、
避難場所は? 避難経路は?
政府も自治体ももしもの時のシミュレーションを考えておくべきでしょう。
北朝鮮からのミサイル攻撃もそうですが、台湾有事の際に日本はどうするか、
もっと政治家には危機感を持ってもらいたいです。
お尻に火がついてやっと気が付くようでは命がいくつあっても足りませんから。