「小1の壁」対策で小学校の校門を午前7時から開放 8日から大阪・豊中市の公立小 関西初の取り組み(読売テレビニュース) - goo ニュース
2024/04/08 07:00
大阪府豊中市では8日から、市内すべての公立小学校で午前7時から校門を開放し、登校時間まで児童を預かる取り組みが始まりました。子どもの小学校への入学に伴い、保護者が仕事をしにくくなる『小1の壁』の不安解消が目的で、関西では初めての取り組みです。
豊中市によりますと、今年度から市内すべての公立小学校で午前7時から校門を開放し、登校した児童は、登校時間の午前8時までは体育館や多目的室などで自習をして過ごすことになります。
背景にあるのは、子どもをもつ保護者が直面する「小1の壁」の問題です。入学前までは、幼稚園や保育園の延長保育などを利用することで、午前7時から午後7時まで両親の共働きができていたものの、入学と同時に、預けられる時間が短くなり仕事を続けにくくなってしまいます。早朝の出勤や夕方以降まで勤務していた保護者にとっては、勤務形態の変更に迫られるなどの対応が必要となり、共働きの子育て世帯が働く上で、大きな障害の1つになっています。
豊中市の担当者は取り組みの狙いについて、「小学校に上がると同時に、保護者が勤務のシフトを見直したり、泣く泣く子供に『鍵をかけて登校してね』と言って不安をもちながら通勤されたり、場合によっては仕事を続けたくても休職するケースもある。(午前7時の校門開放によって)現在住んでいる方だけでなく、大阪府内への転居を考えている方が豊中市に住んでいただけることにつながる」と説明します。
また、教員の長時間労働につながらないよう、各校には安全管理のために民間の見守り員が2人ずつ配置されるということです。
8日朝に取材した小学1年生の娘をもつ母親は、「ちゃんと学校に行ってるか、家を出る時に戸締りしたかなどが心配で、見送ることができるのが一番の安心だと思います」と話し、父親も「誰かが見てくれる環境があり、大人の目に触れてるのがありがたい」と話しました。
小1の壁。
初めて聞きました。
最近は共働きの家庭が珍しくなく、保育園を利用している家庭も多いです。
一日24時間。
その内の8時間から9時間を保育園で過ごす乳幼児たち。
普通は1歳を目途に職場復帰する女性が多い様です。
何もよく分からない1歳から保育園での生活。
では平日親と過ごすのは何時間になるのだろう と。
なんと、親と接する時間が保育園よりも少ない事になります。
何だか複雑な気持ちです。
でもこれが普通なんですよね。
これが時代の流れなのか。
男女平等。
男女機会雇用均等法。
女性が出産で仕事を辞めることなく働き続けられる。
そんな社会になっている日本です。
でも。
でもね。
傍で見ていると大変だと思うのです。
昭和の時代に子育てした世代として、しんどそう、って思ってしまいます。
やはり乳幼児の頃に十分関われない今の時代の親も子も可哀そうと思ったり、
ああ、昔はのんびりしていたなあ、と振り返ったり。
安倍さんがかつて「お子さんが3歳になるまで親御さんが愛情をもって育ててください」と言っていた事も記憶しています。
でも低賃金や豊かになった生活を維持する為には共働きをせざるを得ない時代になったのですね。
あのオウム真理教が社会問題となっていた頃、内部の生活が報道されていました。
ちょっとうろ覚えですが、子供を親から引き離して集団で育てていたような。
また読売新聞夕刊で「八日目の蝉」という小説が連載されていましたが
その中でも子供が集団で生活している様が書かれていました。
他には「ヤマギシ会」が子供だけの生活をしているとの話も。
更には北朝鮮では子供を親から離して集団生活を送ると言う話も聞きました。
あの頃は異常だと思っていた事が今では普通とまではいかなくともあの異常な思想に近付いてきたのかと思ったり。
悪いイメージばかりを連想してしまいますが、今の時代女性が就労するには保育所が必須になってきています。
ところで保育園の卒園式は3月20日頃。
そして小学校の入学式は4月になってから。今日の8日のところも多いのでしょうか。
では卒園式から入学式の間、子供たちはどうするの????
そう思っていたところ、保育園は3月31日まで、4月1日からは小学校に在籍するらしいです。
そうですよね。
そうでなかったら卒園式から入学式までの間、親は会社を休むなんて出来ません。
でも小学校となれば決まった時間から決まった時間までに登校しなくてはなりません。
そうなれば今度は出社時間と子供の通学時間のズレが起こります。
本当に困りますよね。
今まで親が出社を遅らせたり、最悪休職したり。
休職しなくとも小学校一年の子供が鍵を掛けて登校するって大変な事です。
戸締りをきちんとして学校へ行くのです。
6歳の子供がです。
大変です、子供にとっても親にとっても。
そんな中の豊中市の取り組み。
午前7時から学校で過ごす事が出来るようになったとか。
ちょっと取り組みが遅いような気がしますが、
記事になるくらいですから他市では何も対策をしていないのでしょう。
常勤で働く親にとっては有難い取り組みです。
他市に広がって欲しいですし、放課後の学童保育の様に責任を持って預かってもらいたいです。
また企業、事業所もリモートワークや時間差出勤などで働きやすい環境を作る配慮もして欲しいです。
それが市の発展、企業の発展に繋がると思えば安い物です。
少子高齢化に対応する為にも 働く女性たちの職場環境を整えるのは今の時代必須です。
政治家たちも少子化を食い止める為にもあらゆる対策を講じて欲しい、そう願っています。