河野氏はまた、「中国と縁を切り、全部米国の世話になるほど簡単ではない。地政学的に日本が引っ越せるわけではなく、経済で補完的にやっていることもある」とも指摘。「今の中国が変わらないかといえば、そうではないかもしれない」と中国の対日姿勢の変化に期待した。

ウイグル族らが直面する人権侵害を非難する国会決議については「難しいことではない」と述べた。「人権侵害によって作られた品物を売っている(カジュアル衣料品店の)『ユニクロ』の製品は買わないということで、人権問題が解消するだろうか」とも話した。

質疑で、岩屋毅元防衛相「多様性を包含できるリベラル勢力が自民になければならない」と主張すると、河野氏は「党本部に来て今のような意見が聞けたことは涙が出るほどうれしい。自民党は死んでいないとつくづく思った」と満足そうな様子で語った。

河野氏は平成5年の官房長官当時、慰安婦募集の強制性を認めた官房長官談話を出すなど党内のリベラル派で知られる。

驚きました。

何がって?

河野洋平が自民党本部で講演した事ですよ。

それもこの時期に。

 

河野洋平は言わずと知れた、あの河野談話を発表し、

事もあろうに「強制性はあります」と勝手に私見を述べた人物。

更には中国共産党建党100周年に祝意のメッセージを送っています。

そんな人物に講演を依頼するとは呆れるばかりです。

 

画像には「自民党 中央政治大学院」とあります。

学院長は中谷元氏。

2代前にはあの岩屋毅氏が学院長だったようです。 

中央政治大学院とは|自由民主党 中央政治大学院 (jimin.jp)

  • 平成27年11月~平成30年10月  岩屋 毅 衆議院議員
  • 平成30年10月~令和元年9月    石原 伸晃 衆議院議員
  • 令和元年9月24日~(現在)    中谷 元 衆議院議員

岩屋毅氏と言えば、元防衛相でありレーダー照射事件で日本国民の多くが韓国に怒っていたのに

その後、韓国国防相と会談し、にこやかに握手までした人物です。

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その岩屋氏が今回の講演会で、

多様性を包含できるリベラル勢力が自民になければならない

と主張したところ、河野洋平は涙が出るほど嬉しいと。

大丈夫?自民党と思ってしまいます。

因みに最近の講演はあの後藤謙次氏です。

第2期「まなびと夜間塾」特別講座(講師:ジャーナリスト 後藤 謙次 氏「中曽根・竹下・宇野総裁時代(昭和から平成へ)」)|まなびとプロジェクト/夜間塾|自由民主党 中央政治大学院 (jimin.jp)

 

この自民党内の勉強会を知り自民党の印象が変わりました。

ちょっとガッカリです。

 

自民党は河野洋平を講演会に呼ぶくらいなら河野談話について鋭い追及をしてもらいたいです。

河野洋平は自分を持ち上げてくれるであろう会合には進んで出席するが、

河野談話に関連した事については逃げ回っていると聞きます。

そんな河野氏を自民党は許していいのですか。

河野談話は当然ながら自民党だけの問題ではありません。

河野談話で慰安婦像を世界中に設置する根拠とされ、

それが日本人、特に海外在住の日本人を苦しめています。

逃げないでもらいたい。

自分の名が付いた談話について弁解でもいいから、公の場で今の考えを述べるべきだと思います。