http://takedanet.com/2012/05/post_05b3.html
原発の再開問題を「思想の対立」ではなく、民主的手続きに沿って、異論があるのを認め、合意できるところは合意するのが日本国のためによいだろう。次のことは誰でも日本人なら合意できると思う。
1.震度7で壊れては困る(地震国に建てる原発の最低条件)、
2.少し高い津波が来たら爆発してもらっては困る(多重防御をする)、
3.原発の電気を受け取るなら、核廃棄物も受け取る(大人なら)、
4.120万本以上の核廃棄物を子ども達に任せたまま原発を再開しない、
5.事故が起こったら発電所から直接消防に連絡する(企業の社会的責任)、
6.事故が起こったらNHKは事実をそのまま報道する、
7.スピーディーなどを隠さない(隠蔽体質を変える具体的システム)、
8.逃げるためのバス、マスク、ヨウ素剤、疎開先の学校を準備する(救命ボート)
9.汚染された農作物などの食材を出荷しない、
10.被曝の限度は法律を守る(法律を隠さない)、
まずこれらを合意し、具体的な議論を専門家で進め、その結果を国民に提示して合意ができるかが「民主的手続き」である。最後は国民投票をして、この困難な問題を解決するのが適当と考える。
(平成24年5月28日)
原発再開の条件を武田邦彦氏が提示されました。
各項目とも当然のことです。
これらの条件を満たし、もしもの時の対応が守られるなら
原発再開も納得できます。
それだけの覚悟がなければ、性急に再開すべきでないと思います。
武田氏が何が何でも原発反対ではなく
筋が通っていたなら、それを認めようということがわかりました。
しかし武田氏の主張を認めず、様々なバッシングで攻撃する輩もいるようです。
おそらくそれが武田氏が体調を崩した一因でないかと思いますが
テレビ等の報道と違うからとバッシングするのは卑怯です。
私たちは新聞や、テレビだけを信じるのは危険だということを知るべきです。
そして現実を冷静に見、あらゆる情報から考え、判断すべきではないでしょうか。