広町緑地でミズキの花が満開だということは先日のブログで紹介しました。ただ遠くの山肌に咲いていたり、自分の背より高い位置に花が咲いていることがほとんどで、実際はどんなふうに咲いているのか興味がありました。たまたま広町緑地の木道を歩き七里ガ浜の住宅地に向っていましたら、ちょうど眼の位置に花がありましたのでパシャリ。ちょっとピンボケ気味ですが上から花を見ることができました。小さな白い花弁を散房花房につけている様子がわかります。このミズキは水木と書きますが、名前の由来は早春に芽吹くときに大量の水を吸い上げるからだとか。花言葉は成熟した精神とか耐久と言うらしいです。どうも花のイメージとはずいぶん違いますのでピンときません。
一方、一青窈のハナミズキに歌われている花ミズキは同じミズキ科でもアメリカヤマボウシと言われるもので別の種だそうです。こちらは歌詞にある通り、薄紅色をした可憐な花をつけます。この北アメリカ原産の花ミズキの方がポピュラーになっており、日本のミズキは華やかさに欠けるのか直ぐに名前が思い出せない花の一つでもあります。それでも一個一個の小さな花弁は健気で可愛らしく、それが集合して木全体が白く彩られた姿は見事であり、広町緑地の目玉の木の一つになっています。