子どもの日の昨日生憎の天気でしたが、日課の散歩で広町緑地に出かけました。外周コース1周するコースです。残念ながら大桐は既に散ったあと、ミズキの花は満開であちらこちらに咲いていました。今回紹介するのは藪手鞠(ヤブデマリ)の花です。アジサイに似た白い花を咲かせます。親切にも木の名札がありましたのでヤブデマリと分かった次第。無ければただの花として通り過ぎてしまいました。
『花ことば辞典』によれば、レンプクソウ科の落葉低木。まん中の小花とそれを取り巻く大きな装飾花がほぼ水平に並ぶ。この花の付き方を「散房花序」といい、先端の花ほど花茎が短くなるため結果的に花の高さがそろうとありました。むずかしい解説はこの花には似合いいません。白い可憐な花が印象的でした。