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最近新規の投稿もせずにサボり気味ですが、12月14日でブロブを開設してから3000日が経っているのに気づきました。開設は2015年9月27日なので8年以上続いています。これまでに投稿した記事数は826。今日現在、ブログを訪ねていただいた方は184,693人で一日平均すれば61.5人。この数字が多いか少ないかはよく分かりませんが、主に鎌倉を中心に取材した歴史案内ブログなので、それなりに歴史好きの人が興味を持って見ていただいているなかと、身が引き締まる思いをしています。
そしてどうして8年もの間ブログを書き続けてこられたかと自問してみますと、一つのテーマを1000字位に文章にまとめることは、頭の整理に役立つからだと思います。1000字というのは400字詰め原稿用紙で2枚強。読み聞かせなら5分程度の時間となります。実際に話す時はさらに短い時間で話す訳ですから、しっかりと話す内容が整理できていなければなりません。さらに起承転結を意識して書く必要があります。四コマ漫画や漫才も同じですね。必ず落ちがあります。芸人さんの話が面白いのは、日頃からそういう鍛錬をしているからと思います。
さらに先日、「面白い」とは何かを考えさせられる機会がありました。コントや漫才を見ていますと、ふざけたり、冗談を言ったり、下ネタを話したりして笑いを取る芸人もいますが、最初は笑ったりしましが、すぐに冷めてしまいます。本当に「面白い話」というのは、聞く人の知的好奇心をくすぐる話かと思いませんか。話を聞いている人は、それなりに知識がありますので、自分である程度の結論を持って聞こうとしています。話し手が自分と同じであったらまたかと思うだけで面白くありません。そして聞く人の耳が肥えてきますと、浅薄な知識では立ち行かなることは間違いありません。話す側も絶えず勉強して引出しの数を増やすことが大切になります。その格好の訓練の場として、ブログを利用するのもありかなと考えています。
巻頭の写真は、先日皇居のお堀で写したアオサギの姿です。宮崎駿のアニメ「君たちはどう生きるか」にも登場する導師でもあります。なぜアオサギなのかは分かりませんが、全く動かずじっと水面を見続ける姿が、なんとも軽薄は出来事の多い世の中と対照的なのかもしれません。「もっとよく考えてから行動しろよ」と諭しているようです。
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