さて掲題のDIVOCとはどんな意味でしょうか?今日NHKの朝のニュースを見た方や日本映画ファンの方なら分かるかもしれません。巻頭写真のザクロの学名ではありません。学名はPunica granatum。その上映中の映画の作品名は「DIVOC-12」。あのヒット作「カメラを止めるな!」の上田慎一郎監督ら12名の監督が10分程度の短編映画を監督し、2時間程度の映画に仕上げたものです。
それでは種明かし。この映画名を反対から読むと「21-COVID」となります。そうです最近少し終息の兆しが見え始めてきた新型コロナのことです。12人の若手映画監督たちは1年半以上に及ぶコロナ禍で監督する機会を失ってしましました。そんな監督たちを救おうとコロナ禍であっても活動の場を提供しようと企画したものだとニュースで特集していました。なんとも実にセンスのいい作品名です。コロナを逆手にとって前向きに生きようとする気概が感じられます。思わずこれだと思ってしまいました。やむを得ないにしても悲観的な予測を連発し、その予測が外れればその原因すら分析できない専門家の大人たちより、余程若者たちの仕事のやり方の方が将来を希望に満ちて明るく生きられるような気がしました。今の若者、恐るべしですね。このコロナ禍であっても幾らでもビジネスチャンスを見い出している人が大勢います。出来ないと諦めるのでなく、どうしたら出来るかを考えた方がいいですね。withCORONAの時代にDIVOC(ディヴォック)な気持ちで生きたいものです。
写真は鎌倉山で見つけたザクロの実。ザクロの実は、ギリシャ神話では多産と豊穣の象徴。ローマ神話ではプロセルピナといい、復活の象徴です。このDIVOCの話題にぴったりでした。かなり無理のあるこじつけですけど、悪しからず・・・。
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