北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

エリモの夜は、何も無い夜でした・・・・・森進一風に

2018-07-09 20:31:00 | 旅行
眠剤を飲むと目覚めが早い。
6時前には起き上がって、T子さんからのコンコンがあったのかジェームスに訊いたのだが
「ボクも寝ていたのでわからないでシュ」(ジェームス)

朝が苦手な彼女を起こしたら申し訳ないので、泥棒猫のように服を着替えてカメラ片手に港の方へ出てみた。



猟師さんの朝は早い。
海は荒れているようで小舟が空中を飛んだ。



起きてきたT子さんに、「夜中、部屋の電灯も点いていたしドアも少し開いていたよ」と云われた。
と云うことは彼女も気になってコンコンしようかどうしようか迷っていたと云うことだろうか。
いや、きっとジェームスには それ程 関心が無いのだろう。

迎えた朝の食事は、何事も無かった証拠のようにお互いが肌を摺り寄せて照れ合うこともなく、普通に食べて普通にチエックアウト。

この様子から、宿のオバチャンも(こりゃ何も無かったようだわ)と思ったに違いない。

これがもしジェームスの素晴らしさを体感した翌日なら、デレデレとウッフン光線を放射し続けて「ねえ、もう一泊しようか」なんて云うに決まっている。






昨日は西日を浴びた襟裳だったが、今は逆に朝日を浴びているので違う顔が見られるかも知れないと思い、もう一度襟裳岬へ向かった。





風はかなり強いが昨日は見えなかった日高の山々も見えた。







T子さんは、いつもと変わらず 私もジェームスも視界には入っていないかのように景色を眺め、一眼カメラを片手に岬への石段を下って行った。