北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

ホテルで英会話 & 阿寒湖温泉

2018-07-01 20:35:53 | 散策
京都での滞在予定も終わりに近づいてきた。
カプセルホテルも馴れれば普通に過ごせるが、それでも一つの区画に何人もウロウロしているので、やっぱり落ち着けないところがある。

電源の使えるテーブルでPCを操作していると後ろでカチッとフロアーのロックが外れる音。振り返ると土足禁止エリアにノソノソと外国人がスニーカーのままで遠慮気味に入ってきた。

私は靴を脱がせなければならないと思い慌てて英語で注意しようとするのだが、京都弁でさえ手間取っているのに英会話なんてもっとシンドイ。

Sorry, take off your shoes. と云おうとして take off って飛行機が離陸する時に云う言葉じゃなかっただろうかと云う記憶が頭を掠め、もしかしたら靴を履いたまま飛ぶかも知れない なんて心配したりもした(笑)

とにかく何とか靴を脱がせてロッカーの位置を教えて何故か私がフロアーの案内係。
もちろんチエックインする時に入口で説明は受けてくるのだが、日本人の私でも半分しか理解できない程に面倒な規則があるので、外国人には無理だろう。

翌日チエックアウトする時には外人さんからお礼の握手を求められる程に毎日が四苦八苦の英会話。

自分でも Sorry の発音だけは かなり良くなったと思う。

皇室の何とかさんが英会話の習得のために外国へ留学するそうだが、カプセルホテルに住んでごらん。
安いし、きっと良い勉強になると思うよ。

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T子さんをホテルへ送って行く途中、明日の目的地を確認すると津別町へ「クリンソウを見に行きたい」と云う。

草花には疎い私はクリンソウなんて花は知らない。数年前に恵庭のマイフレさんに「ニリンソウ」を教えてもらったことはあるが今度は「クリンソウ」で悩むことになった。

早速検索をかけて津別町にある「ノンノの森」が群生地であることを知り、車のナビに登録。

翌日、霧雨の中を津別町へ向かうのだが、途中阿寒を通るので私が知っている「隠れ観光スポット」へ寄ることにした。

そこは個人宅の庭なのだが、池も滝もあり、もしかしたらリスにも会えるかもかもしれない場所で、勝手に入って見学しても良いことになっている。

しかし、例の通り「あっ、そこ」が始まる。
その度にブレーキをかけるので、なかなか予定通りに進めない。
だから、時々無視して通過すると、今度は少し色気を加えて「❤アァン、そこ・・・・・❤」と私の気持ちを揺さぶる彼女。



牛には興味を示さないが、馬は好きらしい。何が違うのだろう?
何かの大きさが違うのだろうな、きっと。

開放されている個人宅の庭へ到着。





沢山の花が満開で、リスには逃げられたが庭の持ち主が退屈していたのか霧雨の中ウロウロする人影を見つけて家から出てきた。







そこで例の「どちらから?」と云う質問を受け「沖縄から」と答えた途端、目が丸くなり「家へ入って」のお誘い。ここでも「沖縄効果」は威力を発揮した。




阿寒湖温泉には泊まったことがあると云うT子さんを引っ張って、もう一つの「隠れスポット」エコミュージアムを通って遊歩道を歩き噴気孔のあるボッケへ。







ここでリスにも会えた。





改修された遊歩道は分岐していて、あまり歩きたくない私を逆に引き摺り回し一人で奥へ消えて行ったので、「熊が出るかも知れないよ」と云うと焦って戻って来た(笑)。



歩いた分だけ時間が無くなり、昼食はパン。

それでもご満悦な女王様T子さんを車に乗せ、釧北峠を抜けて本来の目的地、津別へと向かった。