北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

知床へ行こうと思ったのだけれど

2018-10-18 21:23:47 | 日記
秋晴れの良い天気。
急に知床まで行ってみようかと思ったのは、「出川哲朗の充電させてもらえませんか」を観たからだ。

「天に続く道」と呼ばれる直線道路が紹介され、行ったことが無いことに気が付いて急に腰が軽くなった。

「知床へ行ってくる」と一言残して家を出たのは10時。知床を目指すには遅すぎる出発時間だ。
知床まで行くのなら早朝の6時には出ないと無理だろう。そう思いながら燃料を満タンにして新釧路川沿いを走っていたのだが、遠くに連なる山を見た途端(あんな所まで行くのか) と気合が失せた。



今度その気になったら早朝に出発することにして今回は予定変更。天には続いていないかも知れないが直線道路は目の前にもある。



この新釧路川は、釧路湿原を蛇行してきた釧路川をイワボッキ山麓で分岐させ直線化し太平洋に流れ出るようにした手掘りの川だ。

因みに、イワボッキは岩保木と書く。岩勃起とは書かない。



左手前方には雌阿寒岳と雄阿寒岳。





それを眺めながら川沿いの堤防路をイワボッキ目指して歩いた。



私を追い抜いたオッチャンが急に路肩へ寄ったので不思議に思っていたら放水を始めた。



それから数百メール歩いたと思ったら急にユーターン。歩き方が変になったから「大」をモヨオシタに違いない。



そのオッチャンのことを笑っていたら私にもその気配が押し寄せてきた。

だからヤバくなる前に私もクルリとユーターン。
周りには誰もいないが、密漁監視や水量を見るために至る所に監視カメラがある。

だから「野●ソ」をすると録画される恐れもあるので必死になってギュッとしたままの復路。

山が押し寄せた時には景色を眺めるフリして括約筋に全エネルギーを集中するために一旦停止。
谷になった時には忍びの者のごとくサーッと進んだ。

ふと気が付くと前を歩いていたオッチャンが消えていた。

もしかしたら堪えきれずに草むらの中へ隠れたのかも知れない。

でも私にはそれを探る余裕はない。

(監視カメラの真下なら見えないかも) と云う弱い気持ちと戦いながら、負けるものかと気合を入れて頑張って歩いた。