PCの前でメールを読んでいたら、寝起き顔のスリスリが突然入ってきて「お父さん」と何故か半べそ状態で私に抱きついた。
いつも私が近付くと汚物を見るような目で距離をとり「一緒に寝ようか」と云うと軽蔑の眼差し。
「一緒にお風呂入ろうよ」と云うと「バカじゃないの?」と云うスリスリが自分の方からハグしてくるなんて、前代未聞の珍事だ。
「何だ? どうしたんだ?」と訊くと、どうやら私と激しい口論をしたようで、それが夢だったことが判り、事実では無いと知ってホッとして私の所に来たらしい。
「そうか、そうか よしよし大丈夫、大丈夫。」と娘を何年ぶりかでハグし、ついでに尻や太ももをムニュムニュしてみたのだが・・・・・
お前、育ち過ぎと違うか?
ムチムチし過ぎと違うか?
ハグと云うより、アンコ型の力士が二人で相撲をとっているみたいだ。
これがDNAの恐ろしさかと思うと何か申し訳ないみたいだ。
・・・・・と思いながら、「よしよし大丈夫、大丈夫」と云い続けた。
ハァ~~~ドスコイ、ドスコイ。