マックのクーポン券を見つけた。
昼食はコレにしようと相談。買出し係は当然私だ。
「私はコレ」とクーポンを指さすルンバ。
スリスリは「お父さんのと同じで良いよ」と少し可愛い。
「ついでにタマゴも買ってきて」と命令は下りたが、私の手には福沢諭吉どころか野口英世でさえ渡されないと云うか渡す気は毛ほども無いようだ。
スーパーの中にあるマックに行きクーポン券を握りしめて行列に加わりソーシャルディスタンス。
(可愛い右側の女の子の方が良いなぁ・・・・・)と思っていたら、私の順になり手招きしてくれたのは彼女。
内心(ウヒヒ・・・)でクーポンを差し出して「こちらを2ケ、こちらを1つ」と注文。
クーポン効果か予想よりも安い料金を払い、待ち時間の間にスーパーでタマゴを購入しマックに戻って番号札を見せたら、即商品を渡された。
用事を済ませ、車内でマックの袋を開けてみたら、何と2ケしか入っていない。ウヒヒのオネエチャンが間違えたのだろう。だから予想よりも安かったのだ。
自分の分はモスバーガーへ。実は私、モスの方が好きなのだ。
店内へ入りテイクアウトで注文。今度はオネエチャンの顔を見ないでお金を払おうとしたら「自動支払機でお願いします」と言われた。
(これが苦手なんだよなぁ~~)と思いながらも、けっこう簡単に完了。
(あっ、出来るじゃん)と自分を褒めて帰宅。
マックを頬張りながらルンバが「実はマックで働いてみたかった」と云う。
「昔はマックやコンビニも無かったからねぇ」と残念そう。
(そうなんだ・・・・・)と驚きながら、ルンバがマックの制服姿でカウンターに並んでいる姿を想像する。
想像はしたが・・・・・「いらっしゃいませ」の声と共に店内へ入らずユーターンする自分の姿も見えた。