京都の南、京阪電車で伏見を過ぎ、宇治川、木津川を渡って家並みがまばらになり、京都感が薄れた所に現れる小高い丘のような男山。
その山頂にあるのが石清水八幡宮。
比叡山延暦寺が京都の鬼門(北東)にあるのに対し、この社が裏鬼門(南西)を護っている。
駅近くからケーブルカーで上がることが出来るが、僅か150m程の標高なのでPに車を置き歩いて上がった。
社殿や楼門などに古さを感じないが多数の建造物が国宝に指定され重文も多い。
帰りは誰も乗っていないケーブルカーを独り占め。
名物は、麓にある店で提供される走井餅(はしりいもち)。
刀の形をしているらしいが、由来も味も忘れた。
ただ、セットで付いてくる生まれて初めて飲む抹茶を、お姉さんが私の為に、
多分愛を込めてシャカシャカと作ってくれている姿をチラチラ見ていた記憶だけが残っている。