孫のA子ちゃんが卒業したばかりの自動車学校へ行った。
彼女が初心者マークをお祝いに受取りニコニコしていた学校だ。
そこへ私が行くのは悲しいことに免許更新前の高齢者講習のハガキが来たから。
枯れ葉マークを付けなければならない年齢に達したと云うことだ。
もう記憶は霞の中だが、建物は私が卒業した時とは違っているような・・・・・
と思いながら考えていたら、建物どころか学校自体が別の場所から引っ越して来たのを思い出した。
思い出したと言うことは、まだボケていないと云うことだ。
私と家内とを担当してくれた優しい先生は、もう30年以上前に退職した。
その懐かしいかどうか微妙な学校へ高齢者講習の予約をするために到着。
痴呆の検査はまだやらなくて良い年齢らしいが、講義を受けた後練習コースを走らされるらしい。
コースを走るぐらい屁のかっぱと思っていたのだけれど、実際にコースを見下ろすと、その自信がどんどん失せた。
受付へ行き「爺ちゃんになっちゃったんです」と哀しそうにハガキを出したら大笑いされ、コースを見ている内に自信が無くなったと云ったら「大丈夫、大丈夫」と激励された。
どうせ励ましてくれるのなら、横並びで膝の上に手を置いて、太ももと上乳チラリの服装が良いなぁ・・・・・
そうしたら、一瞬で元気になれるのに・・・・・と「枯れ葉」は思ったのだけれど。