北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

嫌な予感

2021-02-04 19:36:19 | 日記
昨日、日清チキンラーメンに関する番組があった。

私がチキンラーメンを初めて食べたのは、確か学生寮にいた時だと思う。
ゴキブリが我が物顔で動き回る小汚い洗面所兼キッチンと云うより台所。



先輩が残していったと云うか捨てていったアルミ鍋を適当に洗い、ガスに点火。
今のようにカップ麺は無くて、インスタントラーメンは袋入りのチキンラーメンしか売られていなかったと思う。

旨いかと聞かれれば「❔」だけれど、腹だけは膨れた。

それが今は玉子を入れられるように真ん中が凹み少し進化しさらにテレビでは豊富なアレンジを紹介。

キャベツを刻んで入れたり酢を加えたり、最早インスタントの域を超えている。
それがルンバには、とても美味しそうに見えているようで、番組を食い入るように見つめながら「チキンラーメンを食べたことが無い」と云い「明日売り切れる前に買ってくる」と息巻いた。

私は(売り切れねぇよ)と思いながら、スーパーへの運転手。


いつもはキッチンに立つ時間になってもルンバは肘枕。何か嫌な予感がし始めた時、帰宅したスリスリに「夕食はチキンラーメンだから勝手に食べてね」との声。
(やっぱりかぁ・・・・・マジかぁ・・・・・)と思いながら目に浮かぶのは小汚い学生寮の台所。

ルンバはキャベツを刻み始め、諦め顔のスリスリは袋の上からラーメンを叩き潰し、そのままバリバリと口に入れ始めた。



私は鍋に湯を沸かし、ポチャンと麺を投入。真ん中に卵を落としたのが学生時代よりは豪華と云える。

ムスッとした顔で食べる私の横で「美味しいね」を繰り返すルンバ。
バリバリと生で食べていたスリスリは「イマイチだ」と云い捨ててテレビの前へ。

まだ残っているんだよねぇ・・・・・チキンラーメン。

きっとまた来るよ。
恐ろしい「チキンラーメンの日」が (;_;)