北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

クンクンするんじゃない

2021-06-04 16:38:03 | ウォーキング
鳥取地区にある公園の駐車場に車を停めた。
歩きたくは無いけれど、ウォーキングするためだ。
明日は豪雨になると云うので、今日のうちに少し頑張らねばならない。

近くに学校と保育園があるからか、遊具には沢山の子供達が集まっている。

木々は芽吹き、季節の変化を感じた。
中には腰をクネクネさせて色っぽい木もある。



公園の外周を歩こうかと考えながら足を動かしていて、近くにサイクリングロードがあることを思い出した。



仁々志別川に架かっている狭い人道橋を渡って川沿いのサイクリングロードに到着。



あるのは知っていたが、ここに立つのは初めて。
先の見通せない真っ直ぐな道が、なかなか良さそうな感じ。
先は、動物園を経て阿寒町まで続いているらしい。



歩き始めてすぐ、父が亡くなる数日前までお世話になっていた介護施設の横を通過。
父が暮らしていたのはどの部屋だったろうかと記憶を呼び戻す。

時々歩いている人。そして予告無くサッと追い越す自転車。
果てしない直線が、しだいに気力を奪う。

横を見ると川の向こうに数軒のラブホ。
昔は妄想するだけで起立したモノが、今では無残にも垂れたまま。
気力だけでなく身体も萎え、ユーターンする場所を探す。

直線の先が少しカーブしている地点までやって来た。
その先にある鶴野休憩所でユーターンし、また戻る直線道路。

すれ違った爺ちゃんはリュックを背負ってはいるけれど、パジャマにカーディガンかも。
もしかしたら介護施設からの脱走者?



対岸の道路をミニパトが走り回っている。
脱走者を探しているのかそれとも、もしかしたらカメラを持った変質者と通報されて私を探しているのか・・・・・。

やっと橋を渡り公園へ戻れた。
リードに引っ張られ散歩途中のワンコが私に纏わり付いて尻をクンクンする。

未だ漏らしていないのに(多分)・・・・・だ。

失礼極まりないワンコにイラッとするが、そんな余裕は無い。



綿毛を飛ばしているタンポポの原を突き進み車のドアを開けた。