北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

うわっ・・・動いた

2021-06-10 18:41:27 | 日記
数日前、霧多布湿原ではクロユリが満開だと記事が出た。

今日は天気も良いし、久し振りに遠出をしようかとルンバを誘う。

緊急事態宣言下だが、人口は減って帯広に抜かれたし、どうせそんなに人は出ていないだろう。

少し大廻りで湿原を抜けて行く道を車で走っていたら、丹頂鶴がいたと叫ぶルンバ。

冬は餌を求めて湿原から人里に出てくる丹頂も、雪解けと共に湿原の奥深くに戻るので滅多に出会うことはなくなる。

だから丹頂の看板じゃないのかと思ったのだが、近くにオッチャンもいたと云う言葉が気になりユーターン。

なる程、道路脇の少し土を盛った所に生えた草の上に丹頂の姿。しかし、ピクリともしないので、やっぱり看板か大きな作り物だと思った瞬間・・・・・動いた。



あわててカメラを持ち、車から出てシャッターを押した。

数分後、近くの家からオッチャンが出てきて「飼っているんだ」と云う。
「飼う❔ 餌付けをしていると云うことですか❔」と聞くと「そうそう」と笑う。

「もっと近くへ寄って撮れば良いべさ」と云うのだけれど「飛んで逃げるかも」と尻込みする私を無視してオッチャンはどんどん丹頂に近寄る。

私も招かれて私有地の中へ。



丹頂が立っていた近くには小さな池があり、その中には餌にするのだろうか小魚の姿。そしてもう一羽の丹頂。

こんな近くで丹頂鶴を見たのは初めて。それも青空を背景に。



いつも雪原の中、遠くから驚かさないように気遣いしながら見るので「飼っている」と云ったオッチャンの言葉が納得できた。

この後、お礼を言って霧多布湿原へ向かうのだが、この場所をナビに登録するのを忘れたことが悔やまれてならない。

続きは後日(多分)。