北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

流し目 おでん

2015-12-16 21:49:37 | 日記
色々忙しくてウォーキングが出来なかったので、今にも降りそうな黒い雲が覆う中 気持ちを奮い立たせて外へ出た。

太陽が出ていないのにサングラスをしているのはダンディーを気取っているわけではなく白内障だからだ。

ついでに言っておくが、目深に被ったキャップはハゲ隠しではない。
自慢ではないがフサフサとは言えないまでも、髪の毛はまだ 大分残っている。


緩い下り坂を利用してジョギング開始。
最初はスローテンポ。調子が良さそうなので途中から少しだけ速度をあげた。

今の季節地面を動くアリさんの姿が無いので潰さないようになんて気遣いはいらない。

イケル、イケルぞと自分に暗示をかけて ついに交差点まで走る抜くことができた。

良く頑張ったと自分を褒める心と、もう少し頑張れたのではとの心を交錯させながらウォーキングでセブン到着。


少し頑張ったから昼飯には炭水化物多めでも良いかとナポリタンを手に取った。

レジは、先日「おでんを買って」と私に流し目をした おばちゃんだ。

夜の街に出ることはないので居酒屋の「おでん」をしらない。

プロレタリアはスーパーの廉価品を年に数回食べる程度なのでコンビニの「おでん」も食べたことが無い。

今日は客が少なく会計待ちの行列を気にしなくても良いので、夕食に食べることにして試しに買ってみることにした。


「おでん」おばちゃんは、とっても嬉しそうに次々と容器に入れてくれ、「感想を聞かせて下さいね」とカラシを大サービス(笑)


それで夕食は「おでん」。ルンバは温めるだけで良いので ご機嫌さんだ。

あまり食べたことがないので比較できないのだがスーパーのよりは旨いと思った。

今度 おばちゃんには 「とっても美味しかったよ」と云おう。
いや、それじゃマズイか?
また「買ってね」と言われたら・・・・毎日 おでんになるかも。

断れない気弱な私。どうしたら よかんべ。

屈斜路湖

2015-12-15 22:13:37 | 日記


一昨日、義弟を案内して摩周湖へ行ったばかりなのに、スリスリが用事で弟子屈(てしかが)へ行くので 一緒に行こうと誘われた。

まだ長距離運転の疲れが残っているので、それ程行きたくはない。

「運転しなくて良いからね」と言われたが・・・・・まだ、気乗りはしない。
閉店間近の「出雲」の蕎麦を食べるよと言われ・・・少しだけ気持ちが動いた。
蕎麦代はルンバが出すって言っているよ・・・・やっとその気になった。

車の後席に座った途端眠気が出てきた。

しかし、スリスリの運転は荒い。小雨の中 濡れた路面で先行車をゴボウ抜き。
アクセルを踏み込みエンジン音が変わる度に恐怖でジェームスが縮みあがる

それでも何とか無事に弟子屈へ到着し先ず「出雲」で食事。



スリスリが用事を済ませている間にテルテルの運転で屈斜路湖(くっしゃろこ)へ行くことになった。
湖畔には、いつものように白鳥が沢山飛来していた







土産物店には やはり隣国人。その中に混じってルンバに例の通り知っている隣国語「インマオ、インマオ(陰毛)」と話しかけたが「直接 隣国人に話しなさい」と怒られた。



無事に釧路へ戻り市内を走っていたらルンバが奇妙な車を発見。
何と中央分離帯の反対側に赤信号で停車している逆走車。



驚いた拍子に またジェームスがインマオの中に消えた。

記憶との闘い

2015-12-13 23:47:25 | 日記


数年ぶりに義弟との再会。

お互いの老け顔に 一瞬だけ絶句したものの 記憶の写真をリセットした瞬間
ワープが完了した。

頑張っても笑顔にはなれないのだが、形見分けを頂き 今日は記憶を辿っての釧路湿原一周。








荒涼とした湿原の風が 心の隙間を埋める。
番(つがい)で飛び去る丹頂の姿に何を思うのだろう。



色々なことを触れないようにして湿原の東端を北上し、多和平(たわだいら)に到着。



トイレが施錠されていて困り顔のルンバに「野ション」を勧めた辺りで少し表情が緩んだ。



「野ション」をすると この一帯はルンバの縄張りになると説得したのに、頑として耐えきる姿に脱帽。



摩周湖は凍結していなかった。



寒い中 湖面を見下ろすミニスカの姉ちゃんを「絶対にオトコだ」と言い張るルンバに驚き、湖に背を向けてミニスカ姉ちゃんを追いかける私。





湿原の西端を南下し戻る途中 数か所ある丹頂の給餌場に寄ると隣国の観光客がバスで乗り込んでいた。



私も負けずに隣国語っぽい語り口で チャーモンハーレイ インマオ インマオ (陰毛) を繰り返したが 意味を知っているルンバは他人のフリして逃げた。

湿原展望台を過ぎて急に車がスピードアップ。

カンが鋭いルンバは「ねぇ、トイレ? トイレなんでしょ? ガマンできるの?」

(ギリギリだから飛ばしてんじゃねえか・・・・・) と思い 心の中で(インマオ インマオ) と呪文のように叫びながらアクセルを踏み込んだ。

再会

2015-12-13 00:02:03 | 日記
10月に亡くなった義妹の旦那様が わざわざ東京から形見分けを持って釧路空港に下りた。

家内は東京で逢ったばかりなのだが、私は多分 5年以上逢ってはいない。

空港の到着ゲートで出てくる人を確認するものの、それらしい人は見当たらない。
家内も目を皿のようにして見ているのだが確認できない。

子供の成長も早いが、オッサンの老化も早いので見落としたのかも知れない。

「太っているの?」と訊くと「細くてスラッと背が高い」とルンバ。
「ハゲ?」と訊くと「フサフサ」との返事。
私と大違いの体系に 少し悔しさが湧き起こる。

もうゲートの中には人がいなくなったので、もしかしたら曜日か到着便を間違えたのではないかと心配になりルンバに電話を入れさせてみたら、
もう空港に到着しているとの声が、直ぐ後ろからナマで聞こえた。

毛糸の帽子を被った義弟とキャップにサングラスの私。
その上 お互いに老け顔になってしまったので、見分けられなかったようだ。


義弟を案内したのは、亡くなった義妹の実家があった場所。そして昔働いていた建物。
その場所をカメラに収める義弟の姿は 寂しさで溢れている。

若い頃 夫婦で一緒に食べたと云う泉屋のスパゲッティを皆で食べて供養した。

明日は 思い出の地巡りと云うことで、昔一緒にドライブした湿原を案内しようと思う。

行列のできるパン屋さん

2015-12-11 22:59:34 | 日記
ジュニア宅の近くにパン屋が開店した。
チラシによると 少し高級店のようだ。

新しいもの好きなので興味があるのだが、年末・年始に備えて財布のヒモを締めなければならないので腰が重い。

しかし、しかし・・・・ラブちゃん(犬)の顔を見るついでにと理由をつけて車に乗ってしまった。

沢山の開店祝いの花に埋もれ 入口のドアも開けづらいほど盛況の客。
店内に一つしかないレジに行列ができている。

悩んだが、せっかくなので陳列棚へ行ってみたのだが、何とパンが無い。
あるのは クリームパンが3ケと 何とかパンが5ケ。

食パンは少し残っているのだが、ほぼ品切れ状態だ。

だから、焦ってクリームパン2ケと何とかパン1ケを確保。

行列の最後尾に並んでじっと待つ。
不慣れな店員さんにイライラしながらも 優しい表情を崩さずに立ち続けるお客様達。

その時、「豆パンが出来上がりましたぁ」と奥の工場から出来立ての旨そうなパンが棚に運ばれてきた。
(チラ見して苦悩する 会計待ちの人達)
行列から外れて豆パンをとるか、このまま我慢して会計を待つか・・・・

やっと会計の順番がきた。
500円玉一つで おつりが出るパンしか買えなかったのだが、1000円以上買った人にプレゼントしてくれると書いてあった
立派なバターナイフを付けてくれた。

「1000円 買ってないですよ」なんてことは言わない。貰えるものは 貰う。

ナデナデできるものは ナデナデする。
モミモミしても良い場合には モミモミする。
遠慮なんかしないのだ。

ラブちゃんは、本当に可愛いんだからぁ・・・・・ワンワン。