可愛い雛人形に見送られて東京に。2月15日から池袋の東武百貨店で「伝統産業祭りWAZA2007」が開かれていた。大分県から「別府竹細工」として我工房を代表して、先日ブログで取り上げた遠藤君がアテンドとして参加した。
彼にとって始めての接客であり、たくさんの人に接する事への緊張感も相当なものであったと思う。お客様が自分の作品をどんな気持ちで見ているのだろう?手に取ってしげしげと、まるで自分が裸にされているような感じである、私も始めてデパートに立った時は、作品の説明をしていも、お客様より先に、気になるところが目に付いてしまい戸惑って しどろもどろになったことなどを思い出した。
工房の作品だけでなく、彼の作品も一緒に展示されていました。作品は作者の鏡と言う通り、彼のまじめで誠実な人柄は 作品にも表れています。最終日に彼の作った花篭がが売れました。写真の真ん中にお花が生けてある大き目の花篭です。
「これ、あなたが作ったの!」と仰って買って下さったそうです。作品を気に入って下さったことはもちろんですが、接客にあたった遠藤君の人柄や誠実な彼への応援の気持ちも込めて買って下さったのでしょう。 「目の前で自分の作品が買われていく」現場に立ち会ったことは これから一人立ちして行こうという彼には本当に良い経験になったのでは?
すべての部屋に床を張り、今度は壁作りになる。1階は丸太が壁になっているのでもういらない。ところどころ、窓になる所、ドアになる所をチェーンソーで切っていくのだが、2階になるところは部屋になる大きさに敷居を作り、壁になるところに間柱を立て適当に窓になるところには枠を付けていく。この適当に問題があった。私が適当な大きさで窓を作っていったため、我が家の窓の大きさはすべてサイズが違う。良いのか?悪いのか?は別として。
1階の窓にも枠を付けて、このときログハウスの場合、気をつけなくてはいけないことがある。ログは積んで3~4年くらいは自分の重さでまだまだ沈んでくるのである。その時に丁度ピッタリで枠を作っていると、沈んだ分の歪みができて窓の横に隙間ができてしまう。この沈みというのはびっくりするくらい沈むのである。7から8センチくらい沈む。窓の上に最初から沈んでも良いように10センチくらい隙間を作っておくのだ。