長く、苦しい基礎工事も終わり、これからは丸太をチェーンソーでカットして1本1本積み上げていく作業だ。
最初の頃は別府市内に住んでいて、この建築現場に通っていたが思うように作業が進まない。現場までやって来て いざ作業にかかろうとすると雨が降り出したりとか、現場までの往復の時間と費用が無駄になると思い、現場に6畳二間のプレハブを建てた。(世間でよく言う勉強部屋というタイプの家) そこに住み込むようにしてから飛躍的に作業が進みだした。毎朝、仕事の前に1本、昼休 みに1本とか ちょっとした時間に丸太積みが出来る。
(毎日、ログハウス作りをしていた訳ではない。普段は生活の為、平日は仕事として竹細工をしているので、主に土、日に丸太積みをする。)丸太を一本積むのに約40分くらいかかる。一日10本積めたら大変調子がいい日である。 でも、この丸太を積む仕事は楽しい。少しずつではあるが丸太がつみ上がっていく事が目に見えるので、仕事をしている実感が湧くのだ。竹篭を作る時でも 材料取りの時は単調だが編み出すと楽しい、それと一緒だ。
最初の100本を積み終わってから、今度は材木屋さんで水圧で皮むきをしてもらう事にした。最初の100本までの下から4段くらいまでは 野ざらしになっていたので少し汚いでしょ。