今回のお隣さんは、鳥取県の「いわさきシルクニット」さん。先日、巣鴨の事をブログに書き込んだが、まさしく、このお店は後期高齢者に的を絞った商品作りをして、確実な売り上げを作っている。
お客様を見ていると、品の良いお婆ちゃまがほとんどだ。衣料の事はあまり良く解らないが、1着が15万、20万とする物がちゃんと売れて行く。「もう、あまり着物を着なくなり、でもお洒落がしたい」という富裕層だけに特化しているだ。若い人から見ると、「決してこれは着ないだろうな!」と思えるが、「品のあるニットの優しさ、上品さが判る客層は、薄い客層であるが確実に居るのだ。」ということが良く判る。
お母様の代から始めているようだが、今回の東横店には娘さんの「岩崎さん」と彼女の友人の「金岡さん」が笑顔で対応している。高いクウォリティーと上品なデザイン、明確なターゲットを持った商品構成は、私どもの物作りにも考えさせられる事がある。随分刺激になった。