高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

好奇心?

2010年10月24日 07時43分21秒 | ブログ

昨日から、久留米に来ています。
朝7時に、家を出発。由布院から高速にのり、鳥栖まで・・・・・何故か、この日は国道にも警察がいっぱい立っている。
「また、皇族でも来るのだろうか?」と思いつつ、
高速に入っても、パトカーはうろうろしているし、サービスエリアに入っても、警察が検問している。
何事だろう?と不審に思いつつ・・・・・どうも、車椅子マラソンをする訓練をしているそうだ。

2時間弱で、目的地の久留米市内にある税理事務所に着いた。

Mgban200 今回は「MG会計」、「ゲームを通じて経営や会計のシュミレーションを体で覚えていく」と云うセミナーに遣ってきたのだ。ゲームの中で、材料を買って、加工し、市場の動向を見ながら販売したり、投資したり、実際のやり取りをゲームの中でするのだ。
そのやり取りを、会計簿に付けて決算する。
まぁ、人生ゲームやモノポリーゲームなどの様な、シュミレーションをして、その中から、現在の経営状態を読んだり、戦略を立てる訓練をすると云う様な物かな?

初めての参加なので、ルールを覚えるのが精一杯で、とても、儲けが出せるどころでは無い。無我夢中でみんな着いていくので必死である。

MG会計で特徴的なのは「理入」でなく、「行入」だ。
頭で覚えるのでなく、遣っていく中で体で自然に覚えて行くことだ、
講師の方が、面白い表現をしていた
「どんなに良いお話を聞いても、セミナーが終わると半分くらい忘れている、夜になってビールを飲むと3割くらいになっている、風呂に入って翌日になると、もう1割くらいしか覚えていないもんです」と言っていたが、その通りだと思う、

我々、職人の世界でも同じで、繰り返し繰り返し遣っていくうちに、自然と技が身に付いて来る、さらに繰り返すうちに自分にあった方法が見えてくるものだ。
まずは、「無心になって、まっさらな状態で、言われた事を素直に聞く!」ここからしか始まらない、
これは、竹細工でも、経営学でも、何をするにも、「習う」と云うことの基本姿勢だと思う・・・・・・・・・・・・・

つづく

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