以前このブログでも紹介したことがある、最近読んで感動した本「永遠の0」作者は百田 尚樹、あまりにも読後感がすがすがしかったので、彼の新しい作品を読んでみた。題名は「影法師」時代小説だ。
彼の作品は、日本人は好きになる壷を単純に愚直に抑えているのだ。
水戸黄門で何回、同じパターンのストーリーを見ても、飽きもせず見てしまうのと同じだ。
読んでいると、悪印象だった人物像が、次第に素晴らしい人物であった事が解き明かされていく・・・・・・・そんなパターンが多い、
今回は、本の内容ではなく、本の中で面白いことに気が付いた。
土地を計る単位に、坪・反・町などは、現在でも使われている。
時代小説なので、昔の単位の言葉が出てくるのだが、20石扶持の下級武士の元に生まれた何がしは・・・・・などと、
そこで、興味を引いたのが、このお米の出来高を現す「石」と云う単位と、土地を表す「反」と云う単位が関わりあっている事であった。小説を読み進むうちに、主人公が、感慨事業を企画し、村々の農民を豊かにする夢を語っている時がある。その中で、この単位の説明が入ってくるのだが、
豊臣秀吉の「太閤検地」によって、秀吉は土地の価値を「米の生産量」で表すやり方に統一します。その単位が「石」で、石高といえば「その土地が生産する米の量」(1石=10斗=100升=1,000合)のことです。
1石と言う単位は、人間が1年間に食べる米の量を基準にして設定されたものです。
他方、米を生産する田の面積は反(段)で表すのが普通です。この1反の広さは時代によって変わってきています。
太閤検地までは、6尺四方を1歩とし、360歩=1反としました。
現在は、1反が300坪になっていますが、元々は、人間一人が食べるお米の量を元に、坪が決められ、1年360日分のお米の量で1反と云う基準が決められていたのか?
と妙に納得し、うなずいてしまった。
ん~、今日はいつに無く、アカデミックな内容に為ってしまったな!
ん?、全然なっていない、これまた失礼しました!
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