札幌東急の催事に突然現れたのが、竹細工の仲間で、今は知床に住んでいる大島さんが来てくれた。
20年ぶりくらいに会う、オールドフレンドだ。
遥々、知床から来てくれたのだ。嬉しいねー。
彼女は、私達が結婚する時に、実行委員会を作って結婚式を挙げたのだが、その時のメンバーになって貰い、随分お世話になった人である。
少し、俗世間を超越した様な所がある、マイペースの人である。私達夫婦のお姉さん的存在の人だ。
大島さんを見ると、変な思い出が蘇って来る。私の中では「大島さん=健康サンダル」と云う方程式が出来上がっているのだ。
何故かと云うと、・・・
昔、別府の花火大会を一緒に見に行ったのだが、たまたまその時、私が履いていたのがイボイボの付いた健康サンダルであった。
何処までもマイペースで歩いていく大島さんと歩くうちに、足の裏が、イボイボが食い込んで、痛くて、痛くて・・・
その時の思い出が摺り込まれてしまったのだ。
それ以来、大島さんを思い出すと、イボイボの健康サンダルが出てくるのだ。
大島さんが帰った後、30分ほどして、今度は帯広の湯浅さんが来てくれた。
湯浅さんは、スローライフの実践者として、全国を講演しており、以前大分に講演に来た時に知り合った。
大分県安心院町は、グリーンツーリズム運動に大変熱心で、湯浅さんの所に研修に行ったりもしている。
10年前に、長男坊を連れて、「男の旅」を実行したときにも、湯浅さんの所にお世話になった。「牧場の部屋」と云う、農業体験型の宿泊施設を経営している。
大島さんと湯浅さん、二人に共通しているのは、
「ゆっくりとした話し方、生き方、そして自分の信念をしっかりと持っている」と云うことだろう。北海道の人は自分をしっかり持っている人が多いのだろうか?
同じ日に、二人のオールド・フレンドが来てくれるなんて、幸せな日であった。
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