高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

相模原伊勢丹 3  夢しぼり

2011年09月18日 08時05分24秒 | 職人仲間

昨日に引き続き、私のところの反対側のブースには、奄美大島から出店している「夢しぼり」、泥染めの衣料品を販売している。

「泥染め」と云えば、大島紬が有名であるが、御多分に漏れず鹿児島を代表する大島紬も、大変厳しい状況に置かれている。今まで、あまりにも中間業者が、搾取しすぎて、高いものになってしまった。

しかし、織子さんは織ることしかできず、染職人は染めることしかできないので、市場が小さくなるとともに、仕事が激減してしまった。

ここも家業の大島紬の泥染めの仕事が減ってしまい、新しい販路として、泥染めの特徴を生かした、衣料品を作り始めた様だ。

泥染めの特徴は彼のブログから

泥染めの色合いは、やさしく、奥深く、力強い色。まるで奄美の深い杜のように海のようにも思えます。  決して化学染料で合成し得ない独特の渋みの黒。 
島に自生するテーチ木と鉄分を多く含む田の泥を染料として染める方法はまさに、島の大自然と人の歴史によって生み出された技術です

とある、詳しくは

http://no/factory/new_factory.htmwww3.ocn.ne.jp/~kimo

915_4 この写真の下半分が、何回も泥に付けた布だそうだ。

販売に来ているのは、山元君。奥さんの実家の家業が泥染め屋さんで、この業界に入って8年目だそうだ。本人も、泥染めが大好きで大好きで堪らないそうだ。

彼の人懐っこい笑顔は、良いキャラクターになっている。見て下さい、このひょうきんな顔!

泥染めは、「シャリンバイ」と云う木のタンニンに、泥の中の鉄分を反応させる事で発色させている。私の尊敬する藍染の大川さんの所と共通するところがあるのかな?

箸の通信販売 竹バッグ すべらない箸 名入れ箸 名入れ ギフト 

 記念品 贈り物 竹細工 箸 名入れ  竹工房オンセ楽天ショップ

このブログの応援をこめて、下のバナーを ポチッと押して下さい!

にほんブログ村 ハンドメイドブログ ハンドメイド作家へ←ポチッ!

ワンクリックありがとうございました。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする