高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

物の売り方

2012年01月29日 08時01分02秒 | ブログ

出張中に感じた、物の売り方 1

前日までまったく売れなかった「箸休め」
ところが、お箸を一膳差して置いたら、急に5個も売れた。

Cimg6501 ただ、置いてあるだけでは、何なのか?判らなかったのが、お箸を一膳置くことで、自分の家の食卓が想像できるようになる。

提案の仕方次第で、売れるものも売れなくなるし、その反対もある。
「すべらないお箸」を想像してもらうためには、お蕎麦のサンプルなどを置いた、テーブルセッティングをしてみては、如何だろうか?


物の売り方 2

Cimg6514

この醤油差しはロクロで引いた竹に、口を付け、竹の節を使った蓋が付いている。
実に可愛らしい。
犬に例えると、パグとかフレンチブルドッグの類であろうか?「へちゃ、可愛い」と申しましょうか、小さくてコロッとしていて、如何にも可愛らしいのだ。
大変人気があります。

ところが、後ろに少し大きめの醤油差しが置いてあると、この小ささが目に入って売ることが出来るが、大きな醤油差しが無いと、さっぱり売れない。

比較の面白さなのだ。

物を売る時、商品そのものだけでなく、回りのシチュエーションや、比較対象物を置くことによって、その特徴を際立てさせる事が出来るのだ。

売るものだけを揃えた売り場では、逆に魅力が無い、遊びのある売り場を作らなければ為らないネ。

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