お店の営業時間中に、同じ出店業者で、福岡の柘植屋の竹本君とネット販売の話になった。
いろいろネット販売について聞きたいようなので、閉店後、一緒に食事でもしながら・・と、いう事になりデパートを出た。
何処に行くとも、当てもなく歩いていると、ふと目に入った「お好み焼き」の看板。
地下１階と書いてあるので、階段を下りて行く、
「暖簾をくぐると、鉄板が置いてあって・・・・」と、考えていたら、まるでイタリアンレストランの様な感じの店がある。
「あれっ？店を間違えたかな！」と思って、一回引き返そうとすると、店員が呼び留めに来た。
店内に入っても、関西風・広島風のお好み屋の雰囲気はまるで無い！
ワインやシャンパンが飾ってあり、お客さんを見てみても、洒落た若いカップルばかりだ。？？？？？？？？？？？？？
出てきた料理も、料理の出し方も、イタリアンレストランの様だ。
こんなコック服を着た大きなウェイターが、「お切りしましょうか？」と、とんぺい焼きをコテで切り分けて、取り皿に取ってくれる。
とんぺい焼きも、こんな出し方をされたら、まるで違う料理に見えてくる。
フランス料理の様に盛り付けられ、お洒落に提供される。
私達が、ネットの話に夢中になっているうちに、店内は若いお客で満席になって来た。
満席と云っても、広々とした間取りで、ゆったりとした空間に客席が作られているため、全然窮屈感は無い。
まさしく、お店側のコンセプトが明確に作り出され、ターゲットのお客をはっきりと取り込んでいる。
これは勉強になった。
今までに無い、新しい感覚のお好み屋。
お好み焼きという食材と、お洒落な店内と云う、ミスマッチが実に上手く演出されている。厨房や店内を動き回るスタッフの表情も、実に明るく洗練されている。
飲み物は、少し高めの値段設定だが、満足できるサービスのお店である。
仙台で、お洒落な若者の人気スポットなのだろう。
最後に、明るく可愛い店長さんと、竹本君を入れて、記念撮影！
生き生きと一生懸命、働く女は美しい！
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