会場の入り口に、田舎の囲炉裏がそのまま一部屋再現されているような売り場がある。
「田舎のおばあちゃんが、ちょこんと座ってお饅頭を作っている」と云う、設定だ。
あ~、お婆ちゃんたちが、趣味で始めたお饅頭を売っているのかな?なんて、思っていると、大間違いである。
長野県の小川村と云えば、食品業界や、農水省の高齢過疎地のモデルケースとして有名な所である。
人口3000人ほどの小さな村にある年商8億円の企業。
ここで唯一無二で販売しているのが、小麦粉の皮に味噌などを合えた野沢菜を挟んで焼いた長野県の郷土料理「おやき」。
おやきを作っているのは、平均年齢68歳の従業員達。養蚕業が衰退した際、新たな町おこしをと考えた有志がおやきを売り始めたのが始まり。おやきを販売すると長野県内で大ヒットし、県を代表する料理になったとのこと。
現在は店舗販売と通信販売で年商8億円になっているという。
この会社での新入社員採用条件は60歳以上であること、1日500個以上おやきを焼けることが最低条件とのこと。また、いつでも休めるようにと日給制を採用している。
おやきに使っている材料は小川村で採れたものを使用しており、14種類を販売しており、年間650万個を売り上げている。
こんな、お婆ちゃんたちが、私など足元にも及ばない、商売で大成功を収めているのだ。
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