大分県立芸術会館で行われている「竹工芸の継承・革新展」に行って来ました。
9月12日から、10月8日までの企画展である。
芸術会館のホームページによると
伝統を基盤に近代竹工芸を革新した四作家の代表的作品を中心に紹介し、本県の工芸を代表する竹工芸の無限の可能性に満ちた、創造性豊かな表現を展望します。また、竹工芸関係者と連携して竹に親しむ関連事業を実施します。
とある。
早川尚古齋・田邊竹雲齋・飯塚琅玕齋・生野祥雲齋と、近代竹工芸の巨匠達の作品が数多く展示されている。
私は特に「飯塚琅玕齋」の作品に感銘を受ける。
豪放な中にも、緻密で計算され尽くした美しさ。年代ごとの作品の中から、琅玕齋の心理状態を想像する。
残念ながら、写真を取ることができないので、ブログにアップできないが、30代の頃に作った文筥に惹かれてしまった。
「私もこんな作品が作ってみたい!」と、衝撃を受けました。
展示室の横の部屋では、「竹のワークショップ」が企画され、一般市民が参加して、竹のオブジェを作ったり、竹カゴ教室・竹籠に花を活ける・・・・など、楽しめるコーナーもある。
大きなオブジェを制作していたのが、川島茂雄さん。
長嶋茂雄ではなくて、川島茂雄です。
川島さんは、私より少し年下だが、竹細工では5年ほど先輩です。
以前、東京の伝産教室に竹細工を教えに行った時に、川島さんが、教室の講師をしており、その時以来の再会である。もう、10数年前の事である。
現在は、大きなオブジェの制作で、世界をまたに活躍している。
ワークショップの横のコーナーで、別府の作家や職人達の作品の展示販売があり、私の作品も、そこで販売していました。
昨日は、販売の最終日で、作品の撤収に行ったのです。
これほどの竹の企画展は、なかなか見ることは出来ません。
10月8日まで、大分芸術会館で開催されていますので、竹に興味のある方は、是非、お出かけください。
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