ちょっといいHanashi

Tea Cupブログからお引越ししました。日常の生活のちょっといいHanashiを書いています。

うれしいお手紙

2009年12月09日 05時56分00秒 | ノンジャンル
ある日のこと、A君が、「先生、この本かしてください。」って言いに来ました。「いいよ。」って言いながら、「どうして?」って聞くと、「習字の先生が読みたいって言ってたから。」との返事。「ふ~ん。」と思いながら、そこにどんな会話があったのかなあと思いました。

そして昨日、「先生ありがとうございました。」とその本とお手紙を持ってきてくれました。そのお手紙は、お習字の先生からでした。本は、椋鳩十(むくはとじゅう)さんのシリーズの一冊で(国語の上の本の巻末についている「大造じいさんとがん」という教材の作者で、動物をテーマにした物語が多い)犬がテーマの本でした。お手紙を読むと、お習字の先生がその本を読んでくださったこと、そして、どうしてその本になったかは、犬が大好きだからということ、その本をきっかけにA君との会話がはずんでうれしいですとのことでした。何だかとてもうれしい気持ちになりました。

本を借りに来たA君も、そして、返しに来たときのA君もとっても優しい笑顔でした。きっと、お習字の先生がその本を楽しみにしてくださったこと、そしてお手紙をあずかってきたことがうれしかったのでしょうね。一冊の本が心を結ぶ・・なんてすてきなんでしょう。

前に担任していたクラスでこんなことがありました。ある子が、「あらしのよるに」という本を図書室で選んでいたときのこと、「お母さんがこの本大好きやねん。だから、お母さんに読んであげるねん。」と言っていました。決して読書が好きな子ではなかったのですが、お母さんがその本を楽しみにしてくれていたということが、その子にとって本を選ぶきっかけになったのでしょうね。その後も、ずっと「あらしのよるに」の作者の本を借り続けていました。

読書っていいですね。本を読むことが楽しみになれたら・・と思っています。本を通して、こんなふうに親子で、また友達との間で、会話ができたら素敵だなあと思います。

東図書館で私が借りてきた本を後ろに置いています。みんなちゃんとなくさずに読んでくれるからです。手にとって読んでくれていたら、うれしいです。団体貸し出しもお願いしようと思っています。

子どもたちは、たくさんの知識を得たいと思っています。いろんなことを知りたい、見たい、聞きたいと思っています。そのきっかけを作ってあげることも、大切な大人の役割だと思っています。これからも、たくさんの本も紹介していきたいと思っています。

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余裕がない

2009年12月09日 04時53分00秒 | ノンジャンル
五色百人一首もしたいのに
ことわざカルタもしたいのに
都道府県カルタもしたいのに

そんな余裕はありません。
8時30分からの15分でさえ、勉強です。

そして、4時まで7時間勉強です。

でも、昨日の反省をいかし、今日はちょっと笑顔で冗談とばしながら
授業しました。・・・すると。おくれる。

授業の楽しさを保ちつつ、進度を速める・・・・う~ん。むずかしい。
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