カルティエパシャとロレックス婦人物ＳＳモデルを修理しました

昨日は以前から様子を見ている時計で、なかなか調子が上がらない時計3点。何度目かの修正です。
3点とも昔々の時計で難しいです。(自分の技術が伴っていないだけすが・・・）

　ピンレバーは何とか部品を交換して調子が出てきました。数日調子よくても急に悪くなることもありますので安心できません。

　ハーフローターの時計でコハゼバネが折れて、使える部品を探して交換しこちらも元気良く動いてくれるようになりました。が、歩度調整が難しくなかなか思うように動いてくれません。とりあえず調子よく動いてくれているので調整していこうと思います。

　　　　

　ハミルトンの手巻ですがこちらはヒゲゼンマイの形の修正と分解掃除、この時計はもう一度はじめから点検です。

　

　分解掃除です。
ロレックスの婦人物のＳＳモデルです。
自動巻きの調子が悪く手巻では動くのですが、腕につけていると知らない間に止まってしまうとのこと。
急ぎということで早速分解掃除へ。
自動巻き機構の調子が悪く部品を注文中です。機械は分解掃除、タイミング調整で動いてくれています。

　

次はカルティエのパシャで750モデルです。
遅れがひどくなってきたとのことでお預かり分解掃除になりました。
スイスの機械が入っていて一度もお掃除されていない状態だったと思います。洗浄してタイミング調整をしてケーシング。
今ワインダーに掛けて自動巻き機構の点検と姿勢差の点検をしようと思います。

　　　

今日は昔のスイス製の自動巻きを修理予定です。