日記の更新が今になりました。
昨日はシチズンの自動巻き時計からです。
分解掃除でお預かりしました。
文字盤下の構造ですがばねが多く慎重に(飛ばさないように)作業しました。
分解をして部品を点検してから洗浄です。
少し汚れがあったので洗浄後も点検して組み上げました。
次はパティックの手巻き時計です。
お水が入ってか文字盤に少しシミが見られました。
機械も青錆がほんの少しですが出ている状態でした。
洗浄をして組み上げ調整までできました。
最後はロレックスのボーイズサイズです。
オシドリのピンが折れたか裏抑えのレバーが上がっているかで竜頭のカチッと感がない状態でした。
2135キャリバーの機械です。
分解してみるとピンは折れていなくて外れている状態でした。
洗浄をして組み、歩度の調整まで できました。
今日はグッチの時計から修理開始です。
今日もいい天気です。3連休最中日。
行楽には最高でしょうね。
私は今日も張り切って仕事中です。
昨日はセイコールキアの多針時計から修理始めました。
分解掃除でお預かりです。
輪列内部に錆粉が見られました。
文字盤下の機構も昔よく勉強していたので覚えています。
分解して洗浄、組み上げ消費電流等をチェックしました。
ケースブレスは洗浄し乾燥させました。
次はパティックです。
紳士物の手巻時計でゼンマイは負けるのですが針合わせが出来ないとの事。
竜頭部分から水が入ってしまっていて、巻き芯と鼓車、キチ車が錆て固着しまったく動かない状態でした。
竜頭をまず巻き芯から外して何とかケースから機械を取り出し、文字盤と針を外しました。
オシドリ回りを分解しましたがびくともせず。
輪列を分解することにしました。
錆びている部分を除いてすべて分解しました。
少し熱を加えたり錆取り液に浸けたりして時間をかけて何とか部品を傷めることなく外すことができました。
部品を洗浄し組み上げ注油し調整です。
今朝も順調です。
今日はエルメスのクオーツから修理始める予定です。
お店の前も振袖姿の人が何人も通っていきました。日本らしくいいもんですね。
昨日は少し緊張の修理を2点。
同じお客様からのお預かりです。
I様からのお預かりのピアジェの手巻き時計とパティックの手巻きです。
ピアジェはコインウォッチでふたを開けると時計が置き時計みたいで起き上がるようになっていました。
部品に問題は無く分解掃除、方振り調整とタイミング調整で順調に動いてくれています。
次はパティックフィリップの手巻き時計です。
ホワイトゴールドの金無垢ケースの時計でした。
こちらも分解掃除でお預かりです。
ピアジェの時計もそうですが、部品の入手が難しく、手に入れたとしてもかなり高額な部品になるのこちらも緊張の分解掃除でした。
両方の機械とも部品一つ一つ綺麗に磨かれていて手の込んだ部品が使われていました。さすが高級時計のメーカーだと感心しました。
定期的なメンテナンスをして長く、代々引き継がれていけばいいですね。
今日の修理残業ではオメガのシーマスターから始める予定です。
婦人物のパティックの金無垢ケースです。
文字盤、11時付近に汚れ(埃?)がたくさん見られました。
分解し点検、歯車のカナの部分に錆がたくさん見られました。
部品の入手が困難な機械なので慎重に錆を落として組み上げ、調整しました。
歩度もいい感じで出ていると思います。
次は先日から部品をバネ材から作っていたモバードのコハゼバネ仕上げをしてケースに入れました。
先の角穴車に当たる部分を少し修正しました。
なんとか効いてゼンマイが巻けるようになり時間も順調です。
喜んでくれると思います。
今日は堺雨です。
ロレックスの分解掃除から修理始める予定です。
初めはパティックの紳士物です
ヒゲゼンマイの青色が綺麗でした。柔らかく薄いヒゲゼンマイなのでほんとに慎重に作業しました。
金無垢(K18WG)の薄型の手巻き時計です。
文字盤下で歩度が測定できない状態でした。分解掃除と歩度調整です。
すべての部品が薄く、綺麗に仕上げられている時計でした。
アンクルなんかは途中から曲がっている構造になっていました。
無事に修理終了で今日問題なければ文字盤と針を取り付ける予定です。
次はオメガの婦人物です。
ゼンマイが切れての不具合です。
キャリバーΩ625
部品がすべて高くなっている機械です。
(メーカーでの修理も高くなっていると思います)
分解掃除、ゼンマイ交換です。
婦人物で小さな機械でした。
こちらも歩度調整までして終了です。
今日はインターナショナル、ロンジンののオートマチックを修理予定です。
お水(湿気)が入ってしまったパティック分解掃除をしました。
いつもお世話になっていますO様からのお預かりの時計です。
18金WGの無垢ケース、ブレスの時計です。
文字盤にシミのようなものが見られました。
機械に錆が回ってしまうと修理代金がかなり高くなってしまうので急いでの修理になりました。
分解掃除、錆落としをしてタイミング調整です。
文字盤とケースの淵に錆が見られました。
分解掃除とタイミング調整、ケースブレスの洗浄と文字盤の錆取りです。
機械の調子も良く順調です。
薄型の繊細な部品の集まりで緊張の連続でした。
今朝も順調です。