Takの山行記録とバイオリンとかAIとか

山行記録に加えて必死に練習中のバイオリン、必死に勉強中のAIについて

武尊山(ほたかやま2,158m)

2022-10-16 22:06:00 | 日記
関東は天候が悪くようやくこの週末に晴れの予報が出ました。今回は、紅葉を見に北関東の武尊山と尾瀬の至仏山に登りました。北関東から上越国境には名山が数多くありますが、自宅から遠いこともあってこれまであまり向かうことはありませんでしたが、これからはそうは行きません。

武尊山には7つの登山ルートがあり、いずれもこの山を取り囲むように作られたスキー場から入ることになります。宝台樹、武尊牧場、川場と、80年代のスキーブームの名残です。今回は、尾瀬へのアプローチに便利な武尊牧場の東俣コースを選択しました。昨夜は昔の仕事仲間と盛り上がりましたがものともせず、4時に自宅発、圏央道、関越道を乗り継いで8時半には目的地に到着。しかし事前の情報収集が甘く、登山口への林道は閉鎖されていて、標高で500m下の元スキー場駐車場からのスタートとなりました。(涙)コースタイムで往復2時間のロスとなりました。

それでも元スキー場跡はキャンプ場になり、よく整備された気持ちの良い上りです。道も舗装されていて、キャンプ場がオープンしていれば車の乗り入れも可能なようです。(シーズンは10/10まででした)しかし、ここでタイムロスを気にしてオーバーペースとなったようで、後から堪えました。

キャンプ場を過ぎると白樺の気持ちの良い小道が続きます。キャンプ場からのアクセスも良く、シーズン中は多くの人が歩くのかもしれませんが、今日は誰もいません。こんな気持ちの良い場所を独り占めです。

もみじや楓も色づいてものすごく綺麗です。これまでは、紅葉をあまり意識していなかったのですが、この季節は紅葉を意識しながら山を回るというのも良いですね!去年まではほぼ丹沢(それも塔ノ岳)で、こんな紅葉にはお目にかかりませんでした。

少し高度が上がると遠くが見通せるようになってきました。

このコースはぬかるみが多いと聞いていましたが、本当です。行程のほぼ4分の1が水溜りとぬかるみでした。こんな時には悪いことが重なるます。木の根っこで滑って転んだらこのぬかるみで、下半身泥まみれ。その時、携帯ホルダーからスマホが飛び出して落としたことに気づかず、15分後に気づいて慌てて戻りました。幸いにも後続のご夫婦が拾ってくださっていて大変助かりました。

このコースの名物。ほぼ垂直な岩が3枚続きます。ここまで来ると別コースと合流して多くの登山者が登ってきます。老若男女、元気よくこの岩をよじ登っていますが、気をつけてください。僕はあまり登りたくありません。

振り返るとこの絶景です。あらためてこの辺りの1,000m以上では紅葉がピークのようです。素晴らしいです!

岩を超えたあたりから山頂が見えるようになりました。しかし、よくあるように、山頂にはなかなか着きません。そうこうしているうちに、疲れがどっと出てきました。今日のオーバーペースもあるのでしょうが、最近の、歳を考えない活動が堪えているのだと思います。この三ヶ月の間、百名山を武尊山を入れて16座登り、この一ヶ月毎週平均50k走り、その間、父の死、葬式、四十九日、母の転居などもあって、やっぱり疲れているのだと思います。そもそも体力のある方ではないのです。
山頂近くにはこの山の由来、日本武尊像がありました。でもその由来などの説明はなく、またよくある寺社の名残もなく、歴史を感じさせるものがあまりない珍しい山です。そもそもは修験道の山で、その昔はお坊さんたちが修行をしていた山です。あの岩山をよじ登っていたのでしょうかz?日本武尊が八咫烏に導かれて東に進み日本統一する途中、北関東の山を登ったことでしょう。しかし、この辺は大きな山だらけなので、どの山に登ったかを特定するのは難しかったのでしょうし、下手に特定すれば、地域間の揉め事にもなりかねません。

それまでは雲ひとつない良いっ天気だったのですが、俄にガスが湧き起こってきました。従って山頂からの山座同定はできませんでした。天気が良ければ、谷川岳から会津駒ヶ岳、日光白根山、赤城山、富士山まで見通せる頂きだそうです。


それでも下りは紅葉の木々に囲まれて楽しくお散歩モードです。

今朝のオーバーペースから色々考えました。あまり無理をしてはいけない。特に下は景色を楽しむことが肝要。これまでは、一刻も早く下山してビールを飲む、これが大事でした。下りは筋力が落ちているから転倒リスクが高いわけで、この間転倒したのも下山時でした。慌てず、ゆっくり景色と登った余韻を味わいながら降りよう。

登り同様、合流地点から先は歩く人もいません。紅葉の森を独り占めです。
群馬県200万人達成記念映画、というのもあったらしい。

遠くのあの頂きはなんという名前なのでしょうか?




 
 


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Toshi)
2022-10-17 19:25:48
雲の感じがなんとも言えず良い山行であったことが写真から伺えます。
紅葉が北海道と同時に進んでいるようで全国津々浦々が紅葉前線を体現している2020年秋は異例と言えるでしょう。
週に50kmは頑張り過ぎかもしれませんね(笑)
人のことは全く言えませんが(汗)ゼンマイの巻き加減を程よくアルバイトして下さい。
転んだり、スマホを落としたり・が、大事になっては困りますので。
返信する
Unknown (Tak)
2022-10-17 20:25:08
来月ハーフ、12月ホノルルにエントリーしてしまいましたので、後戻り出来なくなりました。後は、体を壊さないように、ですねー。尚、尾瀬の紅葉もアップしました。
返信する

コメントを投稿