気ままに撮り歩き

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富山の旅 6 あさひ舟川春の四重奏

2024年04月20日 | 

 

富山の撮影旅行の最後は3月8日の「あさひ船川春の四重奏」の風景です。

朝日町は新潟県境に近く富山市からは少し距離があり、混み合う時間帯を避けるためにホテルの朝食を6時半からにして、7時過ぎには出発しました。

富山市内の松川べりの桜並木は満開を迎えてましたが、あさひ舟川の桜はまだ五分咲き程度の開花状況でした。

それでも桜とチューリップと菜の花、そして背景に残雪の朝日岳という春の四重奏を楽しむことができました。

もう少し後なら満開の桜を見られたのでしょうが、早めに予約して出かける旅先での花の開花を見極めるのは難しいことです。

何よりもこの日は天気が悪い予想でしたが、なんとか撮影中には雨にならなかったのが幸いでした。

帰りに福井県常神半島に立ち寄り、昨年初めて行った神子の山桜へも行ったのですが、常神半島では小雨が降る天気となりました。

富山県の最後の風景は「あさひ舟川春の四重奏」です。

 

まず最初はNikon Z9での撮影です。

 

「あさひ舟川 春の四重奏」は、朝日町のチューリップ農家『チュリストやまざき』の山崎久夫さん、修二さんを中心に整備をして造り出された光景です。

舟川べりの桜(ソメイヨシノ)が満開になる時季に合わせて、すぐそばの圃場(ほじょう)でチューリップと菜の花を咲かせています。

舟川の周辺は、110年以上前に久夫さんの祖父にあたる山崎市次郎さんや藤井十三郎さんら地元の若者の指揮で耕地整理された場所で、山崎さんにとっても大切な土地。

長年にわたり農業を続けてきたなかで、何か楽しいことは出来ないかと、以前から栽培してきたチューリップと菜の花を、桜と一緒に咲かせることに挑戦しました。

久夫さんは「朝日町の花咲かじいちゃん」と呼ばれています。(富山観光公式サイトより)

 

 

 

曇天でコントラストが低い写りになりましたが、全体的に少し柔らかな雰囲気に仕上げてみました。

 

 

 

 

 

 

チューリップは一斉に咲かさず、色の種類に分けて開花時期を調整しているのでしょうね。

 

映り込みを演出するために田んぼには水張りがされてました。

 

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私たちが帰る頃にはツアーの観光バスも何台か到着し、ツアー客は東南アジア系の人が多かったように思います。

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これは桜にピンを合わせたほうが良かったかも。

 

15日に行かれたブログ友のはるみんさんのblog「はるみん日記」に満開の船川の桜並木が紹介されてました。

今からを考えると桜の状況が五分咲き程度だったのですが、船川の堤へ上がってみれば良かったと思っています。

 

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ここからはNikon D4SとAi Nikkor 50mm f/1.4Sでの撮影です。

この日は珍しく45年ほど前に購入したオールドニッコールのAi Nikkor 50mm f/1.4Sを持ってきました。

最近のレンズに比べると小さくて本当に軽いレンズですが、当時は一眼レフを始める定番の標準レンズで、誰もが一番先に購入していたレンズです。

 

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40数年も前のレンズでも良く撮れてますね。

 

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桜満開で青空、残雪の朝日岳がバッチリ。そんな条件の日にまた出かけたいです。

今回で4月7日〜8日の富山の旅を終わります。

 

 

撮影日 2024年4月7日

撮影地 富山県朝日町

機 材 Nikon Z9

    Nikon D4S

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

    Ai Nikkor 50mm f/1.4S

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S