気ままに撮り歩き

季節の花や風景など撮り歩きしています

洛北大原・古知谷阿弥陀寺 3 山野草(エビネラン)

2024年05月16日 | 山野草

 

5月9日の古知谷阿弥陀寺の続きです。

この季節の阿弥陀寺では前回アップした書院の中庭に咲く九輪草がメインですが、境内にはその他にも多くの山野草が育てられています。

今回は受付の左手の山裾に咲いている色とりどりのエビネランをまとめて紹介します。

本当に多くの種類があり、九輪草と同じく一番見ごろを迎えていました。

昨年は1日遅い10日で、まだクマガイソウが咲いていたのですが、今年はもう花の姿はありませんでした。

もっと早い時期ならここでシラネアオイも見ることができるようです。

色とりどりのエビネランを撮影機材別に紹介します。

 

 

まず初めは Nikon Z9とNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sでの撮影です。

 

 

 

 

ここは少し日陰で、直射日光が差さないので撮りやすかったです。

 

優しい色合いですね。

 

 

本当に多くの種類があります。

葉もイキイキしていて、どれだけ手をかけて育てられているのかが分かります。

 

 

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山裾の石仏

 

 

ここからはNikon D4SとAF-S VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G IF EDでの撮影です。

 

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意識していないのですが、なぜかマイクロレンズでの撮影は縦構図ばかりになり、横位置での撮影はこの1枚だけでした。

 

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この色も綺麗ですね。

 

次回はシライトソウなど、その他の山野草です。

 

撮影日 2024年5月9日

撮影地 古知谷阿弥陀寺(京都市左京区大原古知平町)

機 材 Nikon Z9   

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

    Nikon D4S

    AF-S VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G IF ED


洛北大原・古知谷阿弥陀寺 2 (九輪草)

2024年05月15日 | 山野草

 

5月9日の古知谷阿弥陀寺の2回目です。

前回は参道から本堂あたりの新緑の風景を紹介しましたが、この季節のメインは書院の中庭を彩る九輪草です。

何種類かの色違いの九輪草が中庭を色鮮やかに染める九輪草は見事です。

今年は昨年より1日早い訪問でしたが、今年も一番見頃の九輪草に出会うことができました。

撮影にはレンズ三本を使いました。少し枚数が多くなりますが機材別に紹介していきます。

 

まず初めに一番多く使った機材、Nikon Z9とNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S(望遠ズーム)での撮影です。

 

 

takayanは以前に長く使っていたAFS VR Zoom-NIKKOR ED 70-200mm F2.8G (IF)の時からこの焦点距離のズームレンズが好きで、

今もZ9の購入に併せて買い替えた、ZマウントのNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sも一番使用頻度が高いです。

ミラーレス専用の望遠ズームですが、前のレンズと重さは変わらずやはり重いです(笑)

 

中央に少し色の違う小さな九輪草があります。今年はこの色が一輪しか見かけませんでした。

 

 

望遠レンズなら書院の縁に座ったまま下に降りずに撮影できます。ズボラな私には一番使い勝手がいいです(笑)

 

以前はNikonのFマウントのカメラを複数台使っていて、レンズはどのカメラでも使用できました。

従来のFマウントレンズもマウントアダプターを介してミラーレスのZ9などのZマウントのカメラにも使えますが、

Zマウント用のレンズはFマウントのカメラのは使用できません。

FマウントとZマウントのボディを両方を使う身としては少し便利が悪いですね。

Zマウントのボディ2台持ちなら、NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 SとNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sを

レンズ交換せずに使えるので使い勝手がいいのですが・・・

でもD4Sはオールドニッコールをそのまま使えるので、Fマウウントのボディ1台はずっと残したいと思っっています。

 

 

 

今年は黄色も多く咲いてました。

 

柔らかなボケも綺麗です。

 

 

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九輪草は輪生する花の、 輪生する花の、 幾段にもなった様子が、 お寺の五重塔などの 頂上にある柱の飾り

「九輪」のようなので この名になりました。桜草の仲間です。

 

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ここからは Nikon D4S ・AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED(超広角レンズ)で撮影

 

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明暗差が大きい条件で超広角での撮影が難しかったです。

現像時に部分的に露出を調整しています。

 

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ガラス窓の映り込みが綺麗です。

窓への映り込みの撮影時にはガラス戸を閉めて22番の写真の渡り廊下から撮影。

 

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ここからは Nikon D4SとAF-S VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G IF ED (マイクロレンズ)で撮影

 

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次回は境内に咲くその他の山野草です。

 

撮影日 2024年5月9日

撮影地 古知谷阿弥陀寺(京都市左京区大原古知平町)

機 材 Nikon Z9   

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

    Nikon D4S

    AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

    AF-S VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G IF ED


洛北大原・古知谷阿弥陀寺 1 (新緑)

2024年05月14日 | 新緑

 

今年も新緑の季節を迎え、九輪草や多くの山野草が咲く洛北大原の古知阿弥陀寺を5月9日に訪ねました。

翌日にブログ仲間、「はりさんの旅日記」のはりさんが行かれて、すでにブログにアップされました。

(「はりさんの旅日記」の九輪草の記事はこちらをクリック)

 

1日早く行った私ですが、九州紀行を長く引っ張っていたので、アップするのが今日になりました。

足下には参道の苔むした岩、見上げれば一面の青もみじが青空に広がり、書院の中庭には今年も変わらず

満開の九輪草が咲き乱れ、境内でにはシライトソウやキンラン、エビネランなどの山野草も見頃を迎えてました。

今回から古知谷阿弥陀寺の風景を何回かに分けて紹介していきます。

 

下の駐車場の近くにある山門

「弾誓佛一流本山」の石碑があります。

 

古知谷阿弥陀寺

光明山法国院阿弥陀寺は、慶長14年(1609)に弾誓上人が開基なされた如法念佛の道場。

紅葉の美しさで有名な大原の中でも阿弥陀寺の紅葉は一際美しく、江戸時代から紅葉の名所として知られています。

また境内には多くの山野草が育てられていて、春から秋にかけて色々な山野草の花々を見ることができます。

特に5月の九輪草、10月の大文字草は有名で、九輪草の咲くこの季節には毎年通っています。

昨年初めて大文字草の季節に訪ねましたが、大文字草も多くの種類があり見事でした。

 

大木が聳える中の参道です。

takayanはいつも上までこの細い山道を車で行っています。

上には4〜5台の駐車場がありますが、行き違いがないようにと祈りながら走っていますが、

今まで運よく、途中ですれ違ったことはありません。

 

鬱蒼とした森が続きます。

 

酒や肉、刺激の強い野菜(ニンニクなど)は持ち込み禁止です。

現在は浄土宗の寺院ですので、そんなに厳しいことはないのでは?

本堂へはここから石段の参道が続いていたようですが、今は左手にコンクリートのスロープのがあります。

 

見事な青もみじの新緑

 

実相の滝

 

近くの苔むした石の上にカメラを置いてスローシャッタで撮影。

すぐそばの駐車場に停めた車には三脚を積んでましたが、取りに行くのが面倒で横着してしまいました。

やはり少しブレてますね。

 

この辺りに京都市の天然記念物で樹齢800年以上の古知谷のカエデがありましたが、昨年の夏前に伐採されました。

昨年秋にお参りした際に住職の奥様からご説明をいただきましたが、幹の腐食が激しくて何本ものワイヤーで

持たせてあったのですが、いつ倒れてもおかしくない状況になり、京都市と相談の上伐採することになったとのことでした。

伐採作業当日にワイヤーを外すと、何も手かけることもなく直ぐに倒れたとのことでした。

今も大きな切り株が残っています。

 

瑞雲閣

石垣をはみ出して立つ「懸造り(かけづくり)」の瑞雲閣は見応えがあります。

青もみじが爽やかで、見上げるだけで気分爽快になれます。

 

秋の紅葉が楽しみな風景です。

 

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苔が本当に綺麗です。

毎朝住職の奥様が落ち葉などを拾って清掃されているそうです。

 

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マンネングサの仲間のヒメレンゲですね。

渓谷の水辺の岩などに群生します。

 

昨年この季節に、鯖街道のおにゅう峠から小浜に抜ける途中の渓谷で大群生を見つけました。

道路から少し山手に入った所でしたが、今度は三脚を使って撮影したいと思っています。

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受付の前の紅紫檀

 

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立浪草

 

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昨年はもっと背が高く伸びてましたがまだこんなに小さかったです。

 

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大文字草の葉っぱ

秋には綺麗に大の字の花を咲かせます。

(昨年10月の大文字草の記事はこちらをクリック)

 

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本堂

 

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本坊

 

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お庭も綺麗に手入れがされています。

 

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秋にはこの新緑が赤く染まります。

 

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この季節のメインは書院の中庭に咲く九輪草です。

今年も綺麗にに咲いていてくれました。

 

次回は九輪草をじっくり紹介します。

 

撮影日 2024年5月9日

撮影地 古知谷阿弥陀寺(京都市左京区大原古知平町)

機 材 Nikon Z9

    Nikon D4S

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

    AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR


九州の旅 12(最終回) 門司港レトロ

2024年05月13日 | 撮影旅行

 

九州の旅最終日の4月25日は、河内藤園で藤の撮影後に門司へ14時前にやってきました。

門司港駅周辺は門司港レトロと呼ばれ、外国貿易で栄えた時代の建造物を中心に、ホテル・商業施設などを大正レトロ調に整備した観光スポットです。

フェリーの乗船時刻は17時30分、それまで門司港レトロの街並みや、JR門司港駅の構内を散策しました。

 

 

 

門司港レトロ展望室

31階、103メートルの高さから関門海峡を一望できるそうですが、今回は上っていません。

下に見える赤煉瓦の建物は旧門司税関です。

 

JR門司港駅(1914年完成)重要文化財

関門トンネルが開通するまで九州の鉄道の玄関口であり、対岸の下関との間に就航した関門連絡線との連絡中継駅として賑わった。

現役の駅舎で重要文化財に指定されているのは、当駅と東京駅丸の内駅舎のみです。

 

 

駅構内もホームもレトロな雰囲気で、人気の撮影スポットです。

 

 

 

「CT」ロゴは、「Commuter Train」を略したものです。

 

誰もいないこのホームでのポートレート撮影が人気のようです。

 

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腕木式信号と0哩(マイル)標

明治24年4月1日、この門司港駅 (当時の門司駅) から玉名駅 (当時の高瀬駅) まで鉄道が開通しました。このとき門司港駅に0哩標が建設され、九州の産業と文化は、ここを起点として延びる鉄路とともに栄えてきました。その後、駅舎の移転により0哩標は撤去されましたが、鉄道開業100周年を記念し再び0哩標が建立されました。
昭和47年10月14日 日本国有鉄道九州総局 と刻まれています。

 

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古いレールを柱に使っています。

京阪電車京津線の大谷駅〜追分間の架線柱にも1910年(明治43年)京阪線創業当時の廃レールが使われています。

京都市地下鉄への乗り入れ前の旧大谷駅のホームにも同じ廃レールが使われてました。

 

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関門橋

 

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関門橋の下を大型客船が通ります。

 

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旧大阪商船

門司港駅前目前の港町に建つ旧大阪商船は、かつては国際的な港のターミナルとして門司港と国外とを結んだ、国内有数の重要拠点でした。大正期の建築技法が光る建物は、名建築としても有名です。

 

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和風レストラン 三井倶楽部

 

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正面に見える煉瓦造りは「大連友好記念館」

北九州市と中国・大連市の友好都市締結15周年を記念して1994年に建てられた、門司と大連の両港を結ぶ長い交易の歴史を象徴する施設です。
大連市に建築された鉄道汽船会社の建物がモデルになっています。

 

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お天気も良くて門司港レトロの散策も楽しかったです。

 

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少し遅めの昼食は瓦そば

 

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iphoneで撮影

 

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瓦そばと明太子茶漬け

 

長い間綴ってきました九州紀行は今回で終わりです。

次回から先日に行った古知谷阿弥陀寺や、4月から何度も通っている湖西の里山の風景などをアップしようと思います。

 

撮影日 2024年4月25日

撮影地 門司港レトロ(福岡県北九州市門司区港町)

機 材 Nikon Z9

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S


九州の旅 11 河内藤園(福岡県北九州市)

2024年05月12日 | 撮影旅行

 

今回の九州の旅の最終日、4月25日に訪れたのは北九州市の河内藤園です。

ちょうど見頃を迎えた藤園に着いたのはお昼前でした。

駐車場もほぼ満車状態で、多くの観光客で賑わってました。さすがに人気のスポットで外国の方も多かったです。

ネットでチケット予約時に申込金500円と、入園時一人1000円が必要で、2時間の時間制限があります。(全て予約制)

青空が広がり、暑いくらいのお天気で、広い藤園は一回りしただけで汗が出るくらいの暑さでした。

 

偶然人の少ない時に撮れたショットです。

 

河内藤園

2015年にアメリカCNNの「日本の最も美しい場所31選」に選ばれた河内藤園。

一番の見どころは、グラデーションの美しい見事な藤のトンネルです。

ここは、創設者の樋口正男さんとその家族が50年間、深い愛情を注ぎ育ててきた個人所有の藤園です。

22種類の沢山の藤の花を、その香りに包まれゆっくりと堪能することができます。

様々な種類の藤のトンネルや大藤棚、ドーム状の藤など、初代の情熱を受け継ぎ育てられた藤の花たちは見る者を飽きさせません。

 

ここはやっぱり超広角ですね。

 

 

 

 

 

ネットの写真を見ると人が全く写り込んでいない藤のトンネルの写真が多くアップされていますが・・・?

入開園時間前に入場できるカメラマンがいるのでしょうね。

 

 

 

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背景の新緑と藤のコラボが良いですね。もう少し藤の房が長ければ最高でした。

 

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何色もの藤がグラデーションとなり本当に綺麗でした。

 

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バラも少し咲いてました。モッコウバラですね。

 

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大手毬があちこちに咲いてます。

 

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この藤は相当な樹齢ですね。

 

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撮影日 2024年4月25日

撮影地 河内藤園(福岡県北九州市八幡東区河内)

機 材 Nikon Z9

    Nikon D4S

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

    AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

 

 


九州の旅 10 呼子の朝・オールドニッコールでカメラ散歩(D4S・Ai Nikkor 50mm f/1.4S)

2024年05月11日 | 撮影旅行

 

4月25日、呼子の朝です。

5時頃には目が覚めてしまって、一人で海辺を散歩することにしました。

今回の旅にはオールドレンズのAi Nikkor 28mm F2.8SとAi Nikkor 50mm f/1.4Sを持って来ていたので、D4SにAi Nikkor 50mm f/1.4Sを付けて出かけました。

日の出前でしたが、海辺でもそんなに寒くはなくて、早朝のカメラ散歩は清々しい気分になれました。

 

 

40数年前のレンズで、今のレンズのようにシャキッとした解像度が高い絵にななりませんが、柔らかな描写で温かみが感じられる写りです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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6時18分日の出です。

 

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駐車場へ戻ってきました。

 

旅館のロビーに飾られていた長崎オランダ塾の記念写真

慶応元年(1865年)2月撮影の写真です。

 

 

昨夜の夕食

 

呼子といえばイカですね。この度の1番の目的がこの日の夕食です。

コリコリです。まだ足が動いているので少し可哀想でした。

あとでゲソは天麩羅にしていただきました。

 

 

鯖の活け造り

 

 

 

朝食

味噌汁には昨夜の鯖のアラが入っています。全く臭みもなく美味しい味噌汁でした。

 

撮影日 2024年4月25日

撮影地 唐津市呼子町

機 材 Nikon D4S

    Ai Nikkor 50mm f/1.4S


九州の旅 9 御船山〜浜野浦の棚田 (佐賀県)

2024年05月10日 | 撮影旅行

 

素晴らしい天気に恵まれた24日、午前中は長崎のグラバー園の散策、午後は佐賀県武雄市の御船山のツツジの風景、

夕方には玄海町の浜野浦で棚田の夕景の撮影でした。

 

まず初めは御船山ツツジの風景です。

この季節は御船山をバックに20万本と言われる躑躅が見頃を迎えるとのことで期待してましたが、今年は開花が早く

1週間くらい前が一番の見頃だったそうで、このために入園料が割引になってました。

それでも荒々しい岩山とツツジの風景は素晴らしかったです。

 

 

上の方に咲くツツジはまだ見頃で、このアングルが一番良かったです。

 

 

 

手前に広がるツツジの群生はすでに見頃が過ぎていて残念でした。

一番の見頃に広角レンズで、一面のツツジと三船山の風景を撮れれば最高だったでしょうね。

 

 

 

 

 

ピンクのツツジをバックに青もみじが綺麗でした。

 

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御船山楽園ホテルでチームラボのデジタルアート展が開催されてました。

 

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ここからは佐賀県東松浦郡玄海町の浜野浦の棚田の風景です。

御船山を後にし、今夜の泊まりの呼子の「海の宿清力」さんへ。

しばらく宿で休憩してから、玄海町の浜野浦の棚田の夕景の撮影に向かいました。

 

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素晴らしい夕日で、展望台には三脚が隙間なく並び多くのカメラマンで賑わってました。

 

玄海町の一角、小さな入り江に面した浜野浦地区は、海岸から駆け上がる階段のように、斜面を幾重にも連なる棚田が覆っています。
自然の描くカーブにそって、大きさも形も地形に合わせて造形されてきた棚田は、「千枚田」などとも呼ばれ、土地の少ない日本では稲作が始まった時代から続く風景です。
浜野浦の地名は、急傾斜になっている海岸、緩やかな丘、入り江にある集落ということで名付けられたと考えられています。浜野浦海岸に流れ込む延長約2kmの浜野浦川によって形成された浸食谷に、堂々と築かれてきたのが棚田です。
面積11.5haの中に大小283枚の田んぼが幾重にも連なっています。

 

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目の前に高圧線が横切っています。

 

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この日の日没は18時58分、宿での夕食は一番遅い時間が19時で、日没まで撮影を続けることはできませんでした。

残念でしたが撮影場所の棚田の展望台を18時40分頃に後にし、宿に戻りました。

多くのカメラマンから「もう帰るの?これからが良いところやで」と声をかけられながら泣く泣く撤収でした。

もう二度と来られないかもしれませんが、もし来ることができてもこんなに素晴らしい夕日に出会うことはないでしょうね。

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撮影日 2024年4月24日

撮影地 御船山楽園(佐賀県武雄市武雄町)

       浜野浦の棚田(佐賀県東松浦郡玄海町)

機 材 Nikon Z9

    Nikon D4S

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

    AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

    AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED


九州の旅 8 グラバー園

2024年05月09日 | 撮影旅行

(国指定重要文化財・旧グラバー住宅)

 

前回に続き、24日のグラバー園の散策の2回目です。

高台にある旧三菱第2ドックハウスから歩いて一番下の旧グラバー住宅まで散策しました。

素晴らしい天気に恵まれて、朝のグラバー園は爽やかな風が吹き、清々しい気分でした。

途中で「旧自由亭」にある自由亭喫茶室で休憩し、その後重要文化財の「旧グラバー邸」へ向かいました。

 

 

 

旧ウオーカー住宅

 

 

中国の大型観光船が停泊してました。

 

 

 

自由亭喫茶室で一休み

 

旧自由亭

日本人初の西洋料理店シェフとなった草野丈吉のレストラン「自由亭」

自由亭のシェフであった草野丈吉は1840年(天保11)に長崎市内の農家に生まれ、21歳で出島のオランダ総領事のもとで働き西洋料理を習得しました。その後1863年(文久3)、24歳の時に長崎市伊良林(いらばやし)に「良林亭(りょうりんてい)」という日本人初の小さな西洋料理専門店を開業し、長崎奉行の外国人接待などに使用されました。またのちに日本赤十字社を設立した佐賀藩の佐野常民が来店した際、丈吉は佐野のすすめで店名を「自遊亭」から「自由亭」としました。自由亭は、当時の長崎の三大西洋料理店「小島郷福屋」、「西浜町清洋亭(精洋亭)」のひとつで、 内外の貴賓、地元高官などの社交の場に利用されていました。(グラバー園HPより)

 

 

息子のフォクトレンダー NOKTON 40mm F1.2 Aspherical [ニコンZ用]をZ9で使ってみました。(12番まで)

 

 

マニュアルフォーカスですが、ピントリングのトルク感も良くて使いやすいレンズです。

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柔らかな描写で色合いも気に入りました。

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MFレンズですが、使いやすくてピント合わせも楽でした。

昔はFM2やF3を使っていたので、MFレンズも苦はなりません。

 

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息子もZ9がメイン機ですが、サブ機のZfには最近このレンズをつけています。

Nikon Zfとフォクトレンダー NOKTON 40mm F1.2 Asphericalです。

 

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旧グラバー住宅(国指定重要文化財)

一番知られている建物ですね。

グラバー邸という呼び方だと思ってましたが・・・旧グラバー住宅でした。

他の住居も全て旧〇〇〇住宅という表記でした。

 

スコットランド出身の商人トーマス・グラバーが、親子二代に渡り暮らした、現存するわが国最古の木造洋風建築。

 

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旧グラバー住宅の室内

 

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ここからの長崎港の景色も素晴らしい。

 

 

トーマス・ブレーク・グラバーThomas B. Glover1838 - 1911

造船、採炭、製茶などの貿易を通して、
我が国の近代化に貢献。

トーマス・ブレーク・グラバー

グラバーは1859年(安政6)9月19日、21歳のとき開港して間もない長崎に訪れました。

来崎当初はジャーディン・マセソン商会の代理人ケネス・ロス・マッケンジーの仕事の補佐でしたが、マッケンジーは天津条約(1858年)により

中国が開港すると、漢口での業務に向けて長崎を去り、全ての業務をグラバーに託しました。

グラバーは20歳前半の若さでジャーディン・マセソン商会の代理業務を担うこととなり、1862年(文久2)グラバー商会を設立しました。

(グラバー園HPより)

 

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庭園も綺麗です。

 

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この石積みも見応えがありました。

 

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次回は佐賀県武雄市の御船山の風景です。

 

撮影日 2024年4月24日

撮影地 グラバー園(長崎市)

機 材 Nikon Z9

    AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

      フォクトレンダー NOKTON 40mm F1.2 Aspherical [ニコンZ用]


九州の旅 7 (大浦天主堂〜グラバー園)

2024年05月08日 | 撮影旅行

 

24日には青空が広がる好天に恵まれ、朝ホテルを出て大浦天主堂とグラバー園へ車で向かいました。

昨夜の雨は雨で長崎の情緒ある街並みをカメラ散歩し楽しい夜でしたが、一夜明けた24日には青空が広がる好天に恵まれ、

朝ホテルを出て先ず大浦天主堂とグラバー園の観光です。

その後は長崎から佐賀県に入り、武雄市の御船山のツツジを撮影後、宿泊先の唐津市呼子町の旅館に一旦荷物を預け、

玄海町の浜野浦の棚田の夕景の撮影。夜は呼子のイカと鯖の活け造りを堪能し、楽しい一日でした。

 

ホテルで朝食を済ませて9時半頃にチェックアウト

 

一番近い駐車場に車を置いて大浦天主堂へ向かいます。

石畳の坂道。修学旅行生が多かったですが、京都や大阪のような人混みもなかったです。

 

 

昨夜の雨が嘘のような青空。

 

文明堂の総本店がありました。

 

大浦天主堂が見えて来ました。

 

 

 

入り口付近にはレンゲの花が咲いてました。

 

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お庭は綺麗に手入れされて花も多く植えられていました。

 

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振り返れば素晴らしい青空。清々しい一日の始まりです。

 

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大浦天主堂の中にも入りましたが、教会内は撮影禁止でした。

ここは外から撮影するだけで良かったかも。

そのまま近くのグラバー園へ向かいます。

 

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ずっと上り坂で歩くとしんどいですが、動く歩道(エスカレーター)を乗り継いで上まで行けます。

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一番上の旧三菱第2ドックハウスからの風景

 

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女神大橋(ヴィーナスウィング)は、長崎港によって分断されている長崎市南部と西部を最短距離で結んでいます。

 

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対岸は三菱重工長崎造船所のようです。

 

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旧三菱第2ドックハウスの庭にある「高島竜流和砲」

江戸時代(1603~1868 年)末期に長崎の砲術家、高島秋帆(1798~1866. 年)の弟子が西洋の武器や戦術を研究して作ったと考えられている。

 

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一際目立っていた赤い葉っぱ。百日紅のような木肌でしたが??

 

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旧ウオーカー住宅へ向かいます。

 

次回に続きます。

 

撮影日 2024年4月24日

撮影地 大浦天主堂・グラバー園(長崎県長崎市)

機 材 Nikon Z9

    AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED


九州の旅 6 (長崎電気軌道・雨の併用軌道)

2024年05月07日 | 撮影旅行

 

長崎の夜のカメラ散歩、今回は長崎電気軌道(株)の路面電車と併用軌道の風景です。

元鉄道マンとして、また専用軌道と併用軌道区間の両方を運転していたtakayanには路面電車の風景は懐かしかったです。

雨に濡れ、街の灯りを反射して輝く併用軌道を、単車の路面電車が行き来する街並みは本当に絵になる風景でした。

この夜の1番の目的は前々回にアップした眼鏡橋の夜景でしたが、路面電車の撮影は連写しながら相当な枚数を撮りました。

その中から20数枚を選んで、今回は路面電車の走る雨の長崎の夜景です。

全て手持ちで、絞り:F3.2〜F8、シャッター速度:1/25〜1/80秒、ISO:400〜1250で撮影しています。

 

 

 

雨に濡れたアスファルトの併用軌道が綺麗に輝いています。

 

 

長崎電気軌道株式会社は、長崎市内で路面電車路線を営業する軌道事業者である。

通称は長崎電軌、長崎電鉄、路面電車、市電。地元住民の間では電車という名称もよく使われている。

 

 

 

 

前照灯の光芒も綺麗です。

 

 

 

 

ボディの色々な広告を見るのも楽しいです。

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離合です。

 

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流し撮りもやってみました。

 

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横断歩道の白線も絵になりますね。

 

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雨の夜出ならばこその風景です。

旅行中に雨が降ったのはこの夜だけでしたが、本当に良い雰囲気の風景に出会えました。

 

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1/25秒で流してますが、案外うまく止められました。

 

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赤信号が濡れた道路に映って綺麗です。

 

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橋を渡る路面電車。

奥に見える電波塔がある山が、長崎の夜景スポットで有名な「稲佐山」のようですね。

 

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長崎新地中華街への橋の上から撮影。

 

撮影日 2024年4月23日

撮影地 長崎市内

機 材 Nikon Z9

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S