皆さん、こんにちは! 高井良ゼミのたかいらです。
急に寒くなりましたが、お変わりなくお過ごしでしょうか?
さて、先週の水曜日、ゼミ説明会がありまして、高井良ゼミでは、ゼミ幹事の河村さんが
すばらしいプレゼンテーションをしてくれました。参加した1年生の感想が楽しみですが、
私も高井良ゼミに入りたいと思わされた内容だったので、来年は希望者が増えるかも、です!
ゼミ説明会では、東京経済大学には、魅力的な総合教育ゼミナールが多数存在することを
改めて知ることができて、貴重な機会となりました。学生によるプレゼンテーションというのは、
周りに大きなエネルギーを与えてくれるものですね。
さて、今日のゼミナールは、最近、恒例となっています金子奨先生による模擬授業でした。
テーマは「関東大震災」です。日本史の教科書の丸読みから始まり、資料集、当時の写真、新聞などを
丁寧に読み解きながら、「なぜ流言蜚語が生まれたのか?」、そして「なぜ当時の民衆は流言蜚語に
惑わされたのか?」をグループで探究していきました。
100年前の出来事から学びながら、出来事と出来事の間の空白を、科学的な知識(この場合は、
台風が日本海を通過していた)ではなく、思い込み、偏見で埋めることの恐ろしさを、改めて
突きつけられる、深い授業でした。これは決して遠い昔のことではなく、今にも通ずることです。
中高時代は決して歴史が好きではなかったというゼミ生が、まさに歴史を深く探究し、その後、
的確な学びの振り返りをしている姿が印象的でした。
教師の教養、研究、準備、授業のデザインが、子どもたちの学びの深さをかなりの程度規定している
ことを目の当たりにすることで、教師の学びの大切さを改めて教えられました。
金子奨先生、どうもありがとうございました!
来週も、素敵なゲストをお迎えしての授業となります。
皆さんもお身体を大切にお過ごしください!
See you next week!
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