次の間の灯で膳につく寒さかな
一人旅の宿では、
部屋に灯りさえもつけてくれないので、
次の間からほのかにもれてくる灯りをたよりに膳に向かう。
何ともわびしいことだ。〔季語〕寒さ
寛政3年(1791年)、29歳の時、故郷に帰り、
翌年より36歳の年まで俳諧の修行のため
近畿・四国・九州を歴遊する。
一人旅の宿では、
部屋に灯りさえもつけてくれないので、
次の間からほのかにもれてくる灯りをたよりに膳に向かう。
何ともわびしいことだ。〔季語〕寒さ
寛政3年(1791年)、29歳の時、故郷に帰り、
翌年より36歳の年まで俳諧の修行のため
近畿・四国・九州を歴遊する。