宿下駄のびっこひゃっこや春の雪 たけし
山間の温泉地のこと
朝起きると雪が舞っている
流石に3月ともなれば暖かく
雪の叙景はうれしい眼福だ
外に出て心なしか気がはしゃぎ
つっかけちゃ下駄のびこひゃっこもご愛敬だ
(たけし)
春の雪】 はるのゆき
◇「春雪」
春になって降る雪。冬の雪と違い、溶けやすく、降るそばから消えて積もることがない。大きな雪片の牡丹雪になることが多い。
例句 作者
忘恩の春の雪降り積りけり 上田 操
春雪をふふめば五体けぶるかな 加藤耕子
火をすこし二階にはこぶ春の雪 丸山しげる
刈り込みの丸きへ丸く春の雪 良知うた子
湯屋までは濡れて行きけり春の雪 来山
うつすらと中洲のかたち春の雪 広渡敬雄
春雪のあとの夕日を豆腐売 大串 章
春雪に火をこぼしつつはこびくる 橋本鶏二
春の夜の雪のひそかにしたたかに 清水青風
手鏡の中を妻来る春の雪 野見山朱鳥
忘恩の春の雪降り積りけり 上田 操
春雪をふふめば五体けぶるかな 加藤耕子
火をすこし二階にはこぶ春の雪 丸山しげる
刈り込みの丸きへ丸く春の雪 良知うた子
湯屋までは濡れて行きけり春の雪 来山
うつすらと中洲のかたち春の雪 広渡敬雄
春雪のあとの夕日を豆腐売 大串 章
春雪に火をこぼしつつはこびくる 橋本鶏二
春の夜の雪のひそかにしたたかに 清水青風
手鏡の中を妻来る春の雪 野見山朱鳥