日うらうら猫の欠伸を撮り収む
猫はいつだって特等席にいる
冬は陽だまりにその身体を移す
夜は炬燵が定位置だ
春はどこにいても極楽の気分なのか
毛繕いが終わると昼寝、大きな欠伸
スマホ片手に
その一瞬を撮り収めた
猫はいつだって特等席にいる
冬は陽だまりにその身体を移す
夜は炬燵が定位置だ
春はどこにいても極楽の気分なのか
毛繕いが終わると昼寝、大きな欠伸
スマホ片手に
その一瞬を撮り収めた
発表 2017/2/9
【麗か】 うららか
◇「うらら」 ◇「うららけし」 ◇「日うらうら」 ◇「麗日」 ◇「うらうら」
春の日が輝きわたって、万象ことごとく柔らかに明るく美しく見えわたる様。空が晴れて、明るくおだやかなさま。
例句 作者
あめつちのうららや赤絵窯をいづ 水原秋櫻子
うらゝかに汗かく耳のうしろかな 久保田万太郎
うらゝなる筑波を見しが夜の雨 斎藤空華
麗かや大荷をおろす附木売 前田普羅
うららかや空より青き流れあり 阿部みどり女
うららかに釈なにがしとなられけり 梅本豹太
うららかや一度は死にし人ばかり 中川宋淵
うららかや猫にものいふ妻のこゑ 日野草城
仏唇に朱の残りをりうららなり 林 翔
麗かや松を離るゝ鳶の笛 川端茅舎